去る六月十五日に開催された「第二十七回ミニバスケットボール中頭地区春季大会」の男子の部で優勝したコザ小ミニバスケットボールチームの選手たちが六月二十四日、市教育長を訪ね優勝及び八月に広島県で開催される全関西ミニバスケットボール交歓大会への出場を報告した。佐久本吉博監督は「身長の低いチームだが、得意の足を生かした作戦で上位を目指したい」と選手たちの活躍に期待している。眞榮城教育長は「大会に向けて練習に身を入れ、試合では自分たちの持ち味を出して優勝旗を持ち帰ってほしい」と激励した。

　新しい学習指導要領の改訂で重要となる思考力・判断力・表現力を育てる授業づくりをテーマとして7月16日、筑波大学附属小学校の白石範孝教諭を招いた公開授業・講演会が高原小学校（山田稔校長）で開かれた。児童たちの想像力をふくらませる詩を教材に用いた公開授業では、市内各校の教諭らが見守るなか、白石教諭の問いかけに対して積極的に手を挙げて発言する児童たちの姿が見られた。山田校長は「学習指導要領の示す授業の有り方について先生方に学んでもらい役立ててほしい」と話した。

　お中元の贈答品にマンゴーはいかがですか―。マンゴー販売促進キャンペーン（主催・県農水産物販売促進協議会）が七月十五日、ＪAおきなわ中部ファーマーズマーケット「ちゃんぷるー市場」で行われた。今年のマンゴーは色・つや・糖度が高く上出来と好評で、同協議会の伊波榮雄会長は「マンゴーの生産は年々、着実に増えている。今年も品質や出荷面で期待している。甘くて美味しい県産のマンゴーを贈答品として御愛好頂きたい」とあいさつ。セレモニー終了後にはマンゴーの試食会も行われ「県産マンゴー」をＰＲした。

　市老人福祉センターかりゆし園ホールで6月26日、しまくとぅば講演会（主催・市老人クラブ連合会）が催され、約60人の来場者が講演を楽しんだ。講師に比謝川をそ生させる会会長の中根章さんを招いた講演会では、これまで沖縄市が歩んできた歴史や文化などについてウチナーグチを交え紹介、聴衆は当時のコザの街を懐かしんだ。会場では、県議会議員を務め、政界引退後はラジオ沖縄でDJとして活躍した中根さんの経験を生かした話題と、ユーモアあふれる語り口が聴衆の笑いを誘った。