市ＰＴＡ連合会（仲田朝俊会長）では、書きそんじハガキ（宛先を書き間違えたなどで未投函の官製ハガキなど）で換金した資金で、基礎教育を受ける機会を得られなかった人たちの教育を支援していく「書そんじハガキ・キャンペーン」を行っている。同キャンペーンは、発展途上国の子どもたちや非識字者へ学びの場を提供し、識字教育などの支援を行っているユネスコの世界寺子屋運動の一環として実施しているもので、同連合会では市中央公民館内の事務所前に回収ポストを設置し協力を呼び掛けている。

　かりゆし園ゲートボール場で4月30日、「第60回沖縄市老人クラブゲートボール大会」（主催・同連合会）が開催された。ゲートボールを通して、会員間の交流と健康の保持増進を目的として行われている同大会には36チーム、約220人の会員たちが参加し競技を楽しんだ。快晴に見舞われた大会では、日頃の練習で培った連携の取れた好ゲームがみられ、参加者たちはコート上を動き回り心地よい汗を流した。大会の結果は次の通り。優勝・明道球友会。準優勝・嘉間良1組。3位・登川友愛。4位・園田。

　不法投棄物の撤去作業がこのほど、市クリーン指導員や地域住民らで協力して行われた。作業が行われたのは嘉間良の尚宣威王墓前の道路周辺（三月十八日）と古謝部落内のウガンジュ周辺（同三十一日）。現場には大量の粗大ごみが不法に投棄されており、指導員らが廃家電製品や廃タイヤ、建築廃材などの廃棄物をトラックで回収し、周辺の草刈り、清掃を行なった。二日間で回収した廃棄物はテレビが三十八台、冷蔵庫五台、洗濯機三台などで、粗大・可燃・不燃ごみが合わせて約四千三百五十o。

　妊婦さんやその家族が安心して出産・育児が迎えられるよう地域の身近な相談役として活躍している市母子保健推進員（内間末子会長）へ激励の気持ちを込めて5月14日、上村病院（上村昭栄院長）が訪問バック50個を寄贈した。病院を退院後の母子やその家族を支援するとともに、行政と市民のパイプ役としての一翼を担う推進員へ、各家庭を訪問する際に活用してほしいと贈られたもので内間会長は「育児支援活動にご理解を頂きありがとうございます」とお礼を述べ同院へ感謝状を贈った。