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◆ 広報おきなわ7月号(No.385)

美里自治会
当時の思いを語り継ぐ
美里地区復興への第一歩から六十年

美里復興六十周年記念式典
 

▲舞台上では華やかな演舞で
美里復興六十周年を祝った

▲数々の懐かしい郷土品が展示された
(旧美里公民館)
 美里復興六十周年を祝う記念式典が五月二十八日、美里公民館ホールで開かれた。式典には多くの区民が参加、戦禍を経て発展を遂げた美里区の歴史を振り返るとともに今後の発展を確認した。

 美里区では戦争で収容所生活を送っていた住民らが荒廃したふるさとの地に歯止めをかけ、区を発展させようと昭和二十一年五月二十四、二十五日に美里区へ部落設営先遣隊を派遣、生まれ島「んざとぅ(美里)」の復興への一歩を歩み出したことから五月二十五日を「復興記念日」と定めている。

 仲宗根正昭美里自治会長は「美里区は現在、市内一の大きな自治会である。これも先輩方の賜であり、さらに美里区の発展のために邁進しよう」とあいさつした。東門市長は「市としても美里地区の復興、発展のために手伝いをしていきたい」と述べた。その後、祝賀会が行われ区民らで復興六十周年を祝った。

OFTブランド・サマーウェア展示会
暑い夏を涼しく、快適に過ごそう
― 市ファッションタウン推進協議会 ―

▲暑い夏をのりきろう。
多くの参加者が訪れた展示会
 「OFTブランドを沖縄市から県内外へ発信しよう」──。市ファッションタウン推進協議会(大山久子会長)の「第十回OFTサマーウェア展示発表会」が六月十三日から十八日までの六日間、プラザハウス・グローバルギャラリーで開かれた。発表会は沖縄に適した生地を使って沖縄の暑い夏を快適に過ごすファッション「サマーウェア」を県内外へ広くアピールすることを目的に行われている。 オープニングセレモニーで大山会長は「関係者の方々のおかげで発表会が開けたことに感謝している。どれも会員の自信作ですので多くの方々が足を運んで下さい」とあいさつ。

 東門市長は「会員の技術と知恵に深い感動と共感を覚えた。行業の振興・育成に努めていきたい」と激励した。

知花花織 六人の新研修生が学ぶ
技術を習得し、産業発展に協力したい
「基礎コース」研修開講式

▲「知花花織の発展のために協力したい」
あいさつをする研修生ら
 伝統工芸品としての振興を図ることを目的とした平成十八年度知花花織「基礎コース」研修開講式が六月一日、知花花織復元作業所で開かれた。審査で選ばれた六人の研修生が、来年三月まで、基礎的な織物技術や知花花織の歴史などについて学ぶ。

 開講式には石川盛弘市経済文化部長、小橋川順市知花花織発展支援の会会長、親川正治市工芸産業振興会会長、島袋操知花花織研究会会長らが出席した。

 石川部長は「知花花織の持つ地域の織物産業としての意義について理解し技術の研磨に励んで下さい。市としても事業協同組合の設立や地域ブランド化に向けた取り組みを推進したい」と述べた。小橋川さん、親川さん、島袋さんらが「根気強く、技術を習得するまで頑張って下さい」と激励。研修生を代表して楠元常子さんが「研修生同士で技術を高めあい、知花花織の発展のために協力したい」と話した。
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