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米軍都市型戦闘訓練施設の建設計画に対する件で、市議会(浜比嘉勇議長)は六月三十日の六月定例会で「米軍都市型戦闘訓練施設建設工事の即時中止を求める決議」案と同意見書案を全会一致で可決した。決議文の内容をお知らせする。
米軍都市型戦闘訓練施設建設工事の即時中止を求める決議
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米軍都市型戦闘訓練施設建設工事の中止を求める決議案を全会一致で可決した市議会 | | | 本市議会は、平成十五年十二月十六日の本会議において「キャンプ・ハンセン、レンジ4における都市型戦闘訓練施設の建設計画に反対する意見書」を全会一致で可決した。
既決議は、「該施設の建設は、基地機能の強化・恒久化につながるものであり、建設計画には断固反対する」旨の決議である。レンジ4は民間地域から三百メートルと、最も住宅地域に近い射撃場で、これまでも流弾事件等があり人身にも被害が及んでいる。住宅地域に近い場所で実弾を使用した訓練が行われていること自体が異常である。
しかも、地元の伊芸区においては該施設に反対する総決起大会も開かれ、さらに、県や金武町においても政府に対し建設計画の中止を訴えてきたにもかかわらず、政府側は「米軍が安全に配慮している」との説明にとどまり、建設容認の姿勢は一向に変わらない。
同じく米軍基地を抱える本市においても、このような住民生活を脅かす新たな基地機能の強化には絶対に承服できない。 よって沖縄市議会はいかなる理由があるにせよ、該施設の建設計画の即時中止を強く求める。 右決議する。
平成十六年六月三十日 あて先/ |
・駐日米国大使 |
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・防衛庁長官 |
・在日米軍司令官 |
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・防衛施設庁長官 |
・在日米軍沖縄地域調整官(決議) |
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・外務省沖縄担当大使 |
・内閣総理大臣 |
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・那覇防衛施設局長(意見書) |
・外務大臣 |
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IT関連情報の提供などへ感謝
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市は現在、電子自治体への移行に取り組んでいるが、その過程でIT関連情報の提供等の協力を韓国ソウル市江南(カンナン)区から受けている。そのお礼として市はこのほど、中古車いす十二台の寄贈を決定、七月十三日に発送式が行われた。これらの中古車いすは(有)沖縄義肢製作所の協力で、無償提供されたもの。当初は十五台の提供があったが、そのうち三台は修理不能であったため、残りの十二台が寄贈されることになった。また、運送についてはアシアナ航空が全面的に協力、韓国まで無償で届ける。式の中で仲宗根正和市長は関係者を前にし「江南区へ何かお返しができないかと、常々考えていた。寄贈ができて嬉しく思う」とあいさつした。
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新教育委員に平良須賀子さん就任 平良須賀子さん就任
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市議会六月定例会の承認を経て、七月四日付けで新教育委員に平良須賀子さんが就任した。
平良さんは、昭和三十二年生まれで、昭和五十七年に平良舞踊研究所を設立、平成十三年に市立越来小学校PTA会長を務めている。就任に際し平良さんは「沖縄の先人達が残した、すばらしい伝統文化を教育という場の中で生かしたい。又、私自身も指導を受け頑張りたい」と、抱負を語った。

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先月(七月)号の県議選得票数は新川秀清11,195、嘉陽宗儀11,169、小渡亨10,289、金城勉10,092の誤りで、P12の村上昭栄院長は上村昭栄院長の誤り、P20の屋嘉比シグは屋嘉比シゲの誤りでした。おわびして訂正します。 | |