■広報 おきなわ
9月号 NO.531

広げよう! 伝えよう! 平和への思い

2018沖縄市平和月間スタート

 

 今年は、沖縄市民平和の日を定める条例制定25周年の節目の年。8月1日、市役所で「2018沖縄市平和月間開始セレモニー」が開催された。
 桑江市長による沖縄市平和月間開始宣言のあと、平成30年度の沖縄市平和大使(中学生大使17名・社会人大使3名)が紹介され、中学生大使の奥平茉那さん(美里中)と社会人大使の宮平和子さんが代表であいさつし、全員で平和大使ソング「時代の語り部」を手話を交えた合唱で披露した。
 本市では、8月1日から9月7日を「平和月間」と定め、平和月間プログラムとして市民団体主催を含むさまざまな企画を実施している。


中学生が山形の塔を訪ねる

米沢市中学生と平和交流

▲折り鶴を献納し戦没者の冥福を祈った
 

 沖縄市平和大使と山形県米沢市の中学生が7月28日に、糸満市に所在する山形の塔を訪ね、セレモニーを行った。山形の塔は第2次世界大戦中に沖縄や海外で亡くなった山形県出身者が祀られており、セレモニーでは、米沢市の情野成海さんが「戦争で夢や希望が豊かな土地と共に失われた。過去を変えることはできないが、これからの戦争は防ぐことができると思う。平和の尊さを伝えていきたい」と誓い、沖縄市平和大使の松本空良さんと米沢市の佐藤季帆さんが花と折り鶴を献納した。
 沖縄市と米沢市は姉妹都市で、3年に1回、平和交流を行っている。


戦争を知り平和を考える

沖縄市戦跡めぐり

▲沖縄戦降伏調印式の碑の説明に耳を傾ける参加者
 

 沖縄戦の実相や歴史的背景を知ることで平和について考える機会にしてもらおうと、7月24日に沖縄市戦跡めぐりが行われた。
 参加者は、米軍嘉手納基地の敷地にある沖縄戦降伏調印式の碑(ピースガーデン)や旧日本軍中飛行場格納庫跡、旧日本軍野戦病院跡のほか、市美里にある奉安殿と忠魂碑、北谷町の米軍上陸地点、道の駅かでなを訪ね、ガイドの説明を聞きながら見学した。沖縄戦降伏調印式の碑は、旧越来村森根(現沖縄市)に位置し、1945年9月7日に米軍と南西諸島の日本軍との間で降伏調印が行われた場所となっている。


戦争のない社会を

おきなわピースフェスタ2018

▲自分の考えを伝え合う参加者
 

 沖縄戦の概要を学び、平和な社会をつくる気運を高めようと、市民会館中ホールで7月29日に「おきなわピースフェスタ2018~同世代で考える戦争と平和~」(市主催)が開催された。
 フェスタには沖縄市平和大使をはじめ、県内7市町村と山形県米沢市の中学生が参加し、沖縄戦の概要や戦争が起こる背景などについて学んだ。また、沖縄戦体験者の証言を伝えるワークショップや戦争と平和に関するテーマの討論なども行い、自分の知識や意見をまとめ、他者に伝える力を養った。


被爆地で平和への祈りを捧ぐ

広島平和記念式典へ県代表で参列

 8月6日の広島平和記念式典へ被爆者遺族の県代表として市宮里の太田康子(91歳)さんが参加した。40都道府県の遺族代表の中では最高齢。夫の守福さんが当時、広島県の工場で働いており被爆。夫や被爆した方々のことを思いながら参列した(写真)。
 自身も沖縄戦を体験しており「戦争は本当にみじめなもの。二度とあってはならない」と悲惨な体験と平和への願いを話してくれた。


空手の国際大会を本市で

沖縄空手道協会来訪

 沖縄空手道協会(上地流)の桃原慶長会長ら役員とアルゼンチンから21人、セルビアとアメリカ1人の海外会員の皆さんが、7月31日に桑江市長へ市内での国際大会開催の報告に訪れた。
 8月12日には、海外5カ国の会員も出場する2018全沖縄空手道選手権大会・第35回記念国際大会を沖縄市武道館で初開催し、熱い戦いを繰り広げた。


ラジオ体操で健康増進

かんぽ生命ラジオ体操優良団体等表彰式

 ラジオ体操の普及奨励等に寄与したラジオ体操優良団体として、市照屋の「チームゴーゴー(安次嶺千賀子代表)」が選ばれ、8月9日にかんぽ生命から府県等表彰の表彰状が贈られた。
 チームゴーゴーは、平成24年から毎朝、給食センター第一調理場の駐車場でラジオ体操等を実施。週に一度のウォーキング、月に一度は会場の駐車場の清掃も行なっている。


優勝めざし一致団結

沖縄市福祉地区結団式

 第54回沖縄県身体障害者スポーツ大会に向けて、沖縄市福祉地区の結団式が8月8日に行われた。
 結団式では、與那嶺副市長や普久原市議会議長、積沖縄市社会福祉協議会会長から激励の言葉が贈られたあと、與那嶺副市長から普久原朝正団長へ沖縄市旗が手渡された。選手代表のあいさつでは、高良格さんが熱い意気込みを話した。


 
 

商品名:チーズリッチ
事業所名:ちっちゃなパン屋さんベルーガ
職 種:菓子パン製造販売
代表者:山内盛正

 

 街角にある白い屋根とイルカの看板が目印の「ちっちゃなパン屋さん ベルーガ」は、添加物を一切使用していない体に優しいパン屋さんです。
 店内には様々な種類のパンが並べられており、どれにしようか目移りしてしまいますが、中でもファンが多いのがチェダーチーズを贅沢に使った「チーズリッチ」。かぼちゃのピューレとチーズを練り込んで何層にも重ねたほんのり甘い生地は、触った瞬間に形がくずれてしまいそうなくらいフワフワで柔らか。その上には更にチーズと辛子マヨネーズを乗せてカリッと焼き上げており、香ばしさと優しい甘さが絶妙なバランスです。常連客からは「冷凍庫で保存し、食べたいときに解凍して食べても食感や風味が変わらない」と評判で、手土産にも人気です。「チーズリッチ」は、春季キャンプに来る広島東洋カープの前監督御用達の一品。ハーフサイズもありますので、是非一度はお試しください。店内にイートインスペースもあるので、焼きたてをすぐに召し上がることもできますよ。


 

所在地:沖縄市上地2-14-20
営業時間:9:00~20:00
休 み:日曜日
問い合わせ:098-933-0643