■広報 おきなわ
10月号 NO.520
 

 こどもたちの声を市政に反映させることを目的に、8月17日、今回で4回目となる沖縄市こども議会を開催した。
 こども議会議員は、市内8中学校の生徒30人。今年5月の任命式のあと、まちあるき調査や市役所職員への聞き取り、市議会議員等との意見交換などを通して質問をまとめた。
 中村日向子議長(宮里中)、砂川幸輝副議長(コザ中)のスムーズな進行もと、こども議会議員によるグループ質問と個人質問が行われた。
 こどものまちの推進に関することをはじめ、教育や福祉、観光や中心市街地の活性化、防災や消防、水道、公園整備など、市の取組に対する質問や要望がなされ、桑江市長や仲本副市長、上田副市長、各部局長が、市議会と同様に答弁を行った。
 最後には、「中高校生を対象とするこどものまち関連事業の推進に関する決議」も可決され、桑江市長へ手渡された。
 今後も、こども議会議員からの柔軟な発想や視点を通して出された提案等をはじめ、こどもたちが夢に向かって元気にたくましく育つ環境づくりを進めていく。

(左)中村日向子議長と、(右)砂川幸輝副議長