■広報 おきなわ 9月号 NO.519

2017 平和月間開始セレモニー

 本市では8月1日から9月7日までを「平和月間」と定め、様々なイベントを通し平和の尊さや戦争の悲惨さを伝えている。平和月間の初日である8月1日に、市役所1階市民ホールで「2017平和月間開始セレモニー」が行われた。
 セレモニーでは、桑江市長が平和月間の開始を宣言した後、今年度の市平和大使を代表して兼次嵐(らん)さん(コザ中学校2 年)が「知らなかった戦争の事実など、たくさんの人が戦争について考え、学べる大切なイベントだと思う」と挨拶し、仲程徳秀さん(社会人大使)は「平和大使の活動を通して何ができるかを考える絶好の機会である」と述べた。

沖縄市戦跡めぐり

沖縄市民平和講座

 7月25日に「沖縄市戦跡めぐり」が行われ、平和大使を含む約80人が参加し、沖縄戦に関する知識を深めた。
 米軍本島上陸地点の北谷海岸をはじめ、嘉手納基地内にある沖縄戦降伏調印の碑(ピースガーデン)や旧日本軍中飛行場格納庫跡、旧日本軍野戦病院跡などを訪れた参加者からは「地元の沖縄市出身だが、初めて知ることが多かった」「平和や命の大切さを学べた」などの声があった。

おきなわピースサミット2017
in 沖縄市

 沖縄県本土復帰45周年特別企画「おきなわピースサミット2017in 沖縄市」が、7月29日にミュージックタウン音市場で行われた。
 本企画は計9市町村の平和大使が参加し、平和大使同士の交流を通して新たな学びを生み出すことなどを目的に開催された。
 写真や証言から沖縄戦の経過などを学ぶ参加型基調講話のほか、実際にコザの街を歩き、コザの歴史的背景を感じるプログラムなどがあり、これからの平和についてを深く考える企画となった。