良質の音について語る

茂木健一郎さん来沖

 脳科学者の茂木健一郎さんが、2月25日に桑江市長を訪ね良質の音が脳に与える影響について語った。茂木さんは、沖縄市地域ブランド認定制度KOZA STARS(コザスター)のプロモーション活動の一環で、平成23年12月にコザスターに認定された「アンプ&スピーカー」を制作している知名オーディオの知名宏師さんと対談を行うために来沖しており、知名さんとの対談後、市役所を訪れた。茂木さんは「本物の音は、脳の感情の回路に刺激を与えるので、質の良いスピーカーで音楽を聞くことが大切だ」と語った。

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市役所を訪れた脳科学者の茂木健一郎さん(右)

キャリア教育について考える

第1回 沖縄市グッジョブ・フォーラム

 沖縄市民会館で3月7日に第1回沖縄市グッジョブ・フォーラム(沖縄市グッジョブ連携協議会主催)が開催された。
 同フォーラムでは、市出身でお笑い芸人のベンビー(大嶺栄:おおみねたかし)さんが基調講演で自身の体験を語り、美里工業高校やコザ高校の生徒らによる就業意識向上に向けた取組の紹介などが行われた。最後は、5人のパネリストによる「沖縄市の次世代を担う人材の育成を考える」と題したシンポジウムが行われ「キャリア教育は人を育てる取組で、家庭や学校、地域が一丸となって、こども達を見守り、育むことが大切」と提言された。

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シンポジウムは、教諭やPTA、地元企業、生徒を代表した五人のパネリストで行われた

エイサーグッズの市場調査を行う

沖国大 宮森ゼミが報告

 沖縄国際大学の宮森正樹教授のゼミに所属する学生が、3月9日に市役所でエイサーグッズの市場 調査結果を報告した。市では、エイサーのまちづくり推進計画を進めており、エイサーグッズの開発による地域産業の充実・発展や販路拡大の強化を行っている。今回、宮森ゼミの学生は市場動向を把握するためのマーケティング調査を行い、エイサーグッズの認知度や今後の課題などを報告した。調査の結果を受けて市の担当は「今年は全島エイサーまつりが60回を迎えるので記念グッズ開発に活かしていきたい」と話した。

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市長や担当に調査結果を報告した

多くの分野で地域振興の取組を確認

地域振興連携包括協定書を締結

 ライカム地区地域振興連絡協議会(北中城村・沖縄市・北谷町)が3月12日、イオンモール株式会社とイオン琉球株式会社の三者間で地域振興連携包括協定書を締結した。
 同協議会は、米軍アワセゴルフ場跡地があるライカム地区の開発に伴い、地域振興を目的として2月16日に近隣の三市町村で発足した。
 今回の協定締結で、4月25日にオープンするイオンモール沖縄ライカムの集客力を活用して、観光や文化芸術の振興、地産地消の推進と地産品の販売促進、地域社会の活性化など、行政や商工会議所(商工会)、企業が連携して地域振興に取り組むことが確認された。

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桑江市長(右から2番目)と新垣商工会議所会頭(左から2番目)が締結式に出席した

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