津波のときは安全な地域へ避難を

津波避難と避難ビルに関する説明会開催

 東部地区の住民と企業を対象に市防災課が沖縄市福祉文化プラザで1月19日、22日、26日、2月1日の4回、津波避難と津波避難ビル・タワーに関する説明会を開催した。
 説明会は、平成25年に公表された沖縄県津波浸水予測の報告を受け、津波一時避難ビルと津波一時避難場所に加え地理的条件を考慮した避難経路や所要時間、避難困難地域などの説明がなされたほか、津波避難ビル建設に対する意見聴取も行われた。参加者からは、津波発生時の車の利用や交通規制の在り方、避難場所の拡充など多くの意見や要望が挙がった。

写真
資料を確認しながら説明を聞く参加者たち

家庭からの防火活動30年

沖縄市女性防火クラブ30周年記念式典

 家庭から発生する火災を防止するための火災予防の知識習得と地域の連帯を強め防火意識の 高揚を図ることで安心・安全な生活環境を築く活動をしている沖縄市女性防火クラブが創立から30周年を迎え、2月7日に沖縄市民会館中ホールで記念式典と祝賀会が開催された。
 式典には創立30周年を祝い市内外から多くの関係者が出席し、歴代会長への感謝状贈呈などが行われた。同クラブの上間恵子(うえまけいこ)会長が「会員の親睦を図り、積極的な防火活動を行い、火災のない明るい沖縄市づくりを続けていく」と挨拶し、これからも防火活動に邁進(まいしん)する決意を述べた。

写真
防火活動に邁進する決意を語る上間恵子会長

災害に備えた地域づくりへ

比屋根自主防災組織結成

 津波をはじめとする災害に備え、地域の住民同士で助け合う体制を作ることを目的に、比屋根公民館で1月26日、比屋根自主防災組織結成総会が行われた。
 比屋根地区は、最大級の津波が発生した場合、約30分で津波が到達すると想定されており、また、比屋根小学校や幼稚園、県立泡瀬特別支援学校、小児発達センターなど支援を必要とする施設が多くある。これら地域の特性から自主防災組織準備委員会の宮里和夫(みやざとかずお)会長より結成にあたり、「共助と近助の理念のもと、より安全で安心して住める地域づくりに取り組む」と力強い抱負が語られた。

写真
結成総会に多くの住民が訪れた

介護サービスの質的向上を支援

介護相談員永年活動表彰

 市内の介護サービス提供事業所を訪問し、サービスを利用する高齢者やその家族の話を聞くことで、利用者の疑問や不安の解消を図ることを目的に活動する介護相談員を永年務めている宮里幸子(みやさとさちこ)さんと新垣幸子(あらかきさちこ)さんが、その活動を称えられ、介護相談・地域づくり連絡会より表彰され、1月30日に市役所を訪ね東門市長に報告を行った。
 今回表彰された2人は、平成14年の介護相談派遣事業開始当初からのメンバーで、本市では現在二人を含め八人の方が介護サービス利用者・サービス提供者・行政機関の橋渡し役として活動している。

写真
介護相談員永年活動功労者として表彰された
宮里幸子さん(左)と新垣幸子さん(右)

↑ ページトップ