スポーツコンベンションシティのさらなる推進と発展に向けて

沖縄市の新たなシンボルとして、
すべての市民が誇れる野球場が整備される

沖縄市野球場(コザしんきんスタジアム)落成

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写真 昭和48年、復帰を記念して行われた若夏国体の開催を機に、本格的な野球場として整備された市野球場は、施設の老朽化が著しく、多くの市民より改築の要望があった。
 市では、平成17年度に武道館と弓道場、平成19年度に陸上競技場スタンド、平成22年度に体育館をスポーツの中核施設として建設しており、いよいよ今年度、待望の新野球場が「コザしんきんスタジアム」としてリニューアルされ、2月11日に落成式が行われた。充実した機能を備えたコザしんきんスタジアムは、「スポーツコンベンションシティ沖縄市」の発展に寄与する、沖縄市の新たなシンボルとなる。

新野球場の愛称

 野球場のリニューアルに伴い、多くの利用者に親しまれる愛称を命名するとともに命名権の利用料を施設管理に要する経費に充てることを目的に愛称を命名する権利(ネーミングライツ)の公が行われた。その結果、本市に本店を有するコザ信用金庫(理事長/上間義正:うえまよしまさ)と平成31年1月31日までの5年間、年額650万円の使用料で平成25年12月25日に契約が締結され、新野球場の愛称は「コザしんきんスタジアム」に決定した。

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落成を記念し関係者によるテープカットが行われた

事業経過

◆平成16年3月

 沖縄市立総合運動場整備計画策定

◆平成22年5月

 沖縄市野球場整備基本計画策定

◆平成22年7月

 嘉手納飛行場(嘉手納弾薬庫地区を含む)関連公共用施設整備事業として採択(設計)

◆平成22年8月

 実施設計業務委託発注

◆平成23年3月

 実施設計業務委託完了

◆平成23年12月

 嘉手納飛行場等周辺屋外運動場設置助成事業として採択(工事)

◆平成24年1月

 沖縄市野球場建設工事着手

◆平成26年1月

 沖縄市野球場建設工事完了

◆平成26年2月

 沖縄市野球場落成式典

施設概要

 沖縄市野球場(コザしんきんスタジアム)は、メインスタンド棟が鉄筋コンクリート造三階建(一部鉄骨造)、スコアボード棟が鉄筋コンクリート造四階建。建築面積はメインスタンド棟が4,928.16u、スコアボード棟が155.73uの合計5,083.89u。延床面積はメインスタンド棟が5,707u、スコアボード棟が300.39uの合計6,007.39u。競技機能はグラウンド面積14,000u、両翼100m、中堅122m、内野は黒土と砂のクレイ舗装、外野はティフトン芝の天然芝舗装。観覧機能は内野スタンド約7,260席、外野スタンド約8,000席の合計約15,000名。照明設備は照明塔6基で内野1,5000ルクス、外野800ルクスと硬式野球のJIS照度基準を満たし、室内投球場や太陽光発電設備、雨水利用設備などの附帯設備が設置されたほか、知花花織のデザインが諸室扉やエレベータ扉、正面広場に使用されている。

落成記念大会

 野球場の落成を記念し、第118回 春季沖縄ブロック少年野球大会の3試合が2月15日に「コザしんきんスタジアム落成記念大会〜ハイサイ!新野球場ですよ〜」として開催された。
 落成記念大会は、仲松鈴子(なかまつすずこ)教育長の始球式で始まり、コザしんきんスタジアムでの初試合は、「宮里カープ 対 山内タイガース」の対戦となった。両チームの子どもたちは、真新しい野球場に最初は緊張していたが、いざ試合が始まると集中し白熱した試合を展開した。

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県内最大級のフルカラー表示が可能な
LED電光式スコアボード

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公式競技にも対応している照明設備

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伝統工芸品の知花花織をデザインに
あしらったエレベータ

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ウォームアップや投球練習が行える室内投球場

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新球場での初試合をする宮里カープと山内タイガースのこども達

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