ちばりよー美里工業

春のセンバツ出場決定

 第86回 選抜高等学校野球大会(通称:春のセンバツ)への出場が決定した沖縄県立美里工業高等学校の渡久山修(とくやまおさむ)校長や野球部の神谷嘉宗(かみやよしむね)監督、関係者が2月6日に沖縄市役所の東門市長を訪ね出場決定の報告を行った。
 同校は昨年10月に開催された第133回九州地区高等学校野球大会で準優勝しており、出場が有力視されていた。渡久山校長は「初戦を突破すれば勢いづき勝ち上がっていけるので は」と話し、東門市長は「関係者や市民の期待と想いは大きく、選手達の意気も高まっていると思う。甲子園で頑張ってきて欲しい」と激励した。
 同校の出場は学校創立47年以来初めてとなっており、盛りあがりを見せている。大会は3月14日に組み合わせ抽選会、3月21日に開幕の予定となっている。

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出場報告と支援の要請で東門市長を訪ねた関係者

インドゾウの琉花妊娠

来年3月に赤ちゃんゾウ誕生

 沖縄こどもの国で飼育されているインドゾウの琉花(りゅうか)(13歳)が妊娠していることが分かり、2月10日に同園で記者会見が行われた。ゾウの出産は日本では10例しかなく県内では初。
 こどもの国では昨年9月に、琉花の尿に含まれるホルモン量から妊娠の兆候を見つけ、2月5日に実施したエコー検査でおなかの中の赤ちゃんゾウを確認した。ゾウの妊娠期間は22か月で、待望の赤ちゃんゾウは来年3月頃生まれる予定。琉花は同園で飼育されているもう一頭のインドゾウの琉人(りゅうと)(11歳)と仲が良く、関係者からは二頭の間に赤ちゃんゾウが生まれることが期待されていた。平日に行われている琉花の園内散歩や土日に実施しているエサあげ体験は出産直前まで続けられる予定となっている。

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もちつき大会でもちをつく琉花。芸達者な琉花は動物園の人気者だ

科学っておもしろい!

実験ショー「科学の鉄人」開催

 沖縄市民会館中ホールで2月9日、科学実験ショー「サイエンスプレゼンテーション 科学の鉄人in沖縄」が開催された。
 「科学の鉄人」は出演者が分かり易くおもしろい実験ショーを30分の持ち時間で競い合うコンテストで、沖縄での開催は今回が初めて。コンテストには全国から選ばれた4組の実験ショーの名人が出演し、オーロラのしくみの解説と磁界の実験を行う「沖縄の夜空にオーロラを」、地震の影響をミニチュアで再現し学ぶ「Dr.ナダレンジャーの自然災害科学実験教室」、音の不思議さや面白さを探る「親父(おど)も音(おど)ろくでショー」、忍者に扮した二人組が「風」の実験をする「風丸忍者 風ふかす」の4つの実験ショーが披露された。こども審査員と大人審査員の投票の結果、「風丸忍者 風ふかす」を披露した島根県出雲市立大津小学校主幹教諭の木色泰樹(きいろやすき)氏と出雲科学館の日野武志(ひのたけし)氏が科学の鉄人に選ばれた。また、漫才でも活躍している小学生の姉弟「はるとかんた」によるサイエンスショーと漫才も披露された。

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「風」の実験ショーで優勝した風丸忍者

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小学生姉弟「はるとかんた」のサイエンスショー

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