自治会加入で明るく、住みよい地域をともに築いていこう!!

「自治会加入促進月間」街頭パレード出発式&自治会紹介パネル展

 明るく住みよいまちづくりを目指し、自治会への加入促進を図ろうと沖縄市自治会長協議会(名嘉眞正雄会長)が去年より開催している「自治会加入促進月間」の一環として、市内全域をくまなくパレードし広報活動を行う街頭パレードの出発式が六月一日市役所一階市民広場で行われ、市内三十七の自治会長や市議、市職員、関係団体が多数参加した。また自治会加入に積極的に協力した有限会社中央住研への表彰も併せて行われた。

 出発式で名嘉眞会長は「地域には防犯・防災活動、環境美化や一人暮らしの高齢者の見守りなど多くの問題が山積している。それらを解決するためには地域共同体の結束が非常に大事であり、そのためにも自治会員獲得は大変重要な課題である。今後とも市行政、議会と一体となってこの問題に取り組んでいきたい」とあいさつした。東門市長は「甚大な被害をもたらした東日本大震災において、被災地の方々が互いに助け合い、協力しながらこの苦難を乗り越えようとする姿勢からも、人と人とのつながりが生きる力の糧となることを実感した。今こそ地域コミュニティの要である自治会の必要性と活動への理解を深めていき、活動の輪が広がることを期待したい」と自治会への加入を呼びかけた。最後に参加者全員で「自治会加入増加に向け、頑張ろう・頑張ろう・頑張ろう」と大きな声でスローガンを唱和し、街頭パレードに向かう車列を見送った。

同期間中、街頭パレード以外にも市役所市民ロビーで三十七自治会紹介パネル展の開催や、各自治会で公民館講座を開催するなど自治会の活動を広く市民にアピールし自治会への加入を呼びかけた。去年の自治会加入促進月間期間中には新たに百二十七世帯の自治会加入があった。

市役所市民ロビーで行われた自治会紹介パネル展
▲市役所市民ロビーで行われた自治会紹介パネル展

出発式では参加者全員でスローガンを唱和した
▲出発式では参加者全員でスローガンを唱和した

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沖縄市市民活動交流センター開所式

落ち着いた雰囲気の沖縄市市民活動交流センター内
▲落ち着いた雰囲気の沖縄市市民活動交流センター内

 一番街内コザゲートアパートメント三階に六月三日、沖縄市市民活動交流センターが開所し、東門市長をはじめ関係者が多数参加し開所式が行われた。

 沖縄市市民活動交流センターは、これまで沖縄市の活性化や地域づくりへ多大な貢献を果たしているNPO法人やボランティア団体など多くの団体が、活動拠点がない、情報発信が不十分などの課題を抱えていたため、その解決を図り地域コミュニティ間や各団体の連携を取りながら市民と行政との協働によるまちづくりの推進を目的として設置された。

開所式の様子は生中継でネット放送された
▲開所式の様子は生中継でネット放送された

 同センターの実施主体である、特定非営利活動法人パソコンサポート沖縄の理事長高宮城修氏は「街づくり、地域活性化も人と同じで長所を見出して伸ばしてあげないといけない。NPOの力でもう一度地域の良さを発掘し支援していきたい」とあいさつし、東門市長も「市民だけでも、行政だけでも地域の活性化は難しい。だからともにやっていかないと」と期待を込めて述べた。