石川さんの写真二七〇点など展示

コザの歴史を肌で感じて

「ヒストリート II 」開設

 報道カメラマンの石川文洋さんや、「道具学会」の村瀬春樹さん、ゆみこ・ながい・むらせさんが市に寄贈した写真や道具などを常設展示した「市戦後資料展示室ヒストリート II 」が九月七日、パルミラ通りにオープンした。同日の式典には多くの関係者の外、石川さんも参加し、「基地の街として歩んだ沖縄市が平和の発信地になってほしい」と話した。東門市長は「展示室をとおして、戦後とは何か、地域の営みとは何かを考える機会にしてほしい」とあいさつした。展示は写真270点、戦後の道具610点、メンコ2200枚など。
(展示時間 十一時〜十九時・月・祝祭日は休)


▲東門市長にベトナム戦争の写真の説明をする報道カメラマンの
石川文洋さん(右)

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おいしい沖縄そばで世代間交流を

池原子ども会−みんなでそばづくり体験

 池原自治会の世代間交流事業の一環として池原子ども会(島袋さゆり会長)の、そばづくり体験が八月十四日、池原公民館で行われた。自治会や子ども会など約四十人が参加した。各グループに分かれた子どもたちは、小麦から麺をつくり、こねた後、麺棒を使ってそば打ち、そば切りなどに挑戦した。お昼には、ゆでたてのそばを子どもたちは、おいしそうにすすっていた。体験は、本部町でそば屋を営む又吉妙子さんが指導した。


▲ねって、伸ばして、切って、おいしいそばづくりに挑戦

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アート作品展示やライブなど

銀天街周辺に芸術が咲いた

「コザクロッシング」でまちを元気に

 市銀天街を主会場にアサヒアートフェスティバルが八月二十六日から九月六日までの日程で開かれた。空き店舗などに二十一のブースを設置「コザクロッシングー変わりゆく風景」をテーマにアーティストやミュージシャンらが参加、アート作品展示やパフォーマンス、ライブなどを行った。
 初日のセレモニーで東門市長は「みんなで市全体の元気につなげていこう」と話した。


▲「二六○度写真を印刷し、ドーム状に
作成した「アーケードドーム」

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ディープで魅力的なコザを発信

「コザの下町物語」「毛遊び体験」など遊び心満載な企画も

コザ・インフォメーション オープン

 市の観光客の増加やにぎわいの創出を目的に「コザインフォメーションセンター」が八月二十八日、市中央のパルミラ通りにオープン、開所式が行われた。同センターは、今後は情報発信業務まちなか観光業務イベント業務の三本を柱にメディアミックスの展開、体験型観光商品の企画実施、継続型イベントの企画実施などを手掛けていく。また「コザの下町物語」「毛遊び体験「ライブハウスめぐり」など遊び心満載の企画なども計画されており、コザのディープな魅力・情報を幅広く発信する。


▲パラミラ通りにオープンした「コザ・インフォメーション」
関係者らで開設を祝福した

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歌と楽しいゆんたくに笑顔花咲く

ゲンちゃん、愛ちゃんが笑顔をお届け!
市在宅寝たきり長寿者笑顔宅配サービス

 寝たきりや、外出が困難なお年寄りのお宅へ歌と笑顔を届ける「市在宅寝たきり長寿者笑顔宅配サービス」(市社協主催)が八月二十日と二十七日に行われ、民謡歌手の前川守賢さんと饒辺愛子さんが七人のお年寄り宅を訪問、元気な歌声と楽しいゆんたくをプレゼントした。同事業は今年で十七年目、外出できないために普段顔を見ることが出来ないご近所さんや友人たちもこの日は大勢集まって楽しいひと時を過ごした。この日、女性には専門家がきれいにお化粧をしてあげるサービスも行われた。また、生花店「春らんまん」の安座間豊さんから、今年もお年寄り全員に花束が贈られた。


▲楽しい歌とおしゃべりにお年寄りもこの笑顔


▲大勢の友人知人もつめかけ楽しいひとときを過ごした

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地域の指定文化財室川井(ムロカワガー)周辺を清掃

室川青少年育成会

 室川青少年育成会(嘉手苅林俊会長)のこどもたちと保護者が、八月二十二日、室川地域にある市の指定文化財室川井で学習会を開いた。宮城利旭郷土博物館長から文化財の歴史や大切さについての説明を受けたあと、参加者たちは全員で室川井周辺の草刈りと、室川団地内を流れるせせらぎの水草抜きの 作業に取り組んだ。
 小一時間ほどの作業で室川井周辺やせせらぎは、すっかりきれいに。嘉手苅会長は「こどもたちにとって、文化財や環境を大切にしようという意識を持ついいきっかけになったと思う」と話していた。


▲せせらぎの中の水草を抜く参加者たち

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目抜き通りを一斉清掃

エイサーまつりを前に市民一千人が参加

 全島エイサーまつりを前にみんなで通りを清掃してきれいなまちをPRしようと、「目抜き通り一斉清掃」が八月二十一日、市内約三十か所で行われた。
 これは市と市民憲章推進協議会、市観光協会が共催で実施したもので約一千人が参加した。参加者らは捨てられたごみや落ち葉、空き缶を拾い集めたり、植え込みの雑草を引き抜くなど丁寧に作業に取り組んだ。約一時間半の清掃で二.一トンものごみが集められた。


▲植え込みの雑草まできれいに引き抜いた

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沖縄の夏を満喫

海水浴やバナナボートで楽しむ

長野県阿智村の交流団、市スポーツ少年団と交流

 沖縄市スポーツ少年団(新里徳雄本部長)と文化交流を続けている長野県阿智村の小中学生ら十三人のメンバー(岡庭啓真団長)らが八月八日から十日までの三日間、沖縄県を訪れ夏休み自然体験学修を行った。交流は沖縄市と阿智村の「ちむわざの会」が住民同士の交流会を行っており、その協力で夏、冬と交互の体験交流を行っている。交流会は初日、美ら海水族館を見学、二日目は浜比嘉ビーチで市スポーツ少年団らと海水浴やバナナボート、ジェットスキーなどを楽しんだ。最終日はひめゆり平和資料館などを視察した。同交流会は今年で五年目。


▲バナナボートで遊ぶ交流団

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