3日間で延べ31万人が沖縄の伝統文化エイサーに酔う

太鼓の音、舞い、歌三線が
観衆の魂を揺さぶる

沖縄を代表する一代イベント「市制施行35周年記念」大会
●第35回沖縄全島エイサーまつり

 魂に響く太鼓の音、心に呼び掛ける癒しの三線、第五十四回沖縄全島エイサーまつり(主催・同実行委員会)が九月十一、十二,十三日の三日間、コザ運動公園を主会場に華々しく開催された。市制施行三十五周年記念の同まつりは、初日を道じゅねーとして市内十八青年会、県内外四団体が競演、県外からは兵庫県尼崎市の琉鼓会が出場した。二日目は第三十一回市青年まつりと銘打ち、市内の十五青年会が鍛えられた技や力強い演舞を披露した。三日目の最終日は、全島各地域から選び抜かれた十三団体が出場、地域の伝統と誇りを引っ提げ、勇壮華麗な演技を余すことなく披露した。今年は市内から美原小学校、市婦人連合会、市国際交流協会、池原、久保田、園田、山里青年会が出場。市外からは、嘉手納町千原郷友会、名護市為又、八重瀬町新城、北谷町上勢区、うるま市勝連平安名青年会が出演、先人たちが築いてきた郷土の文化遺産、エイサーのだいご味を会場いっぱいに披露。万余の観衆は躍動感あふれる演舞に酔いしれた。


▲最終日のトリを務めたダイナミックで躍動感あふれる山里エイサーに大きな拍手が送られた


▲沖縄の文化遺産エイサーを楽しむ
市国際交流協会

▲元気いっぱいに練習の成果を発揮する
美原小学校の生徒たち

▲息の合った演舞でまつりに花を添えた
市婦人連合会

▲まつりを盛り上げた初出場の名護市為又青年会

▲新城エイサー三十年の歴史ある演舞を披露した
八重瀬町新城青年会

▲しなやかなバチさばきシンプルな演舞を
披露する池原青年会

▲道化役コッケイたちも登場、平安名青年会

▲先輩たちに負けじと踊る美原小の生徒たち

▲勇壮華麗で力強いバチさばきで会場の注目を集めた園田青年会

▲エイサーまつり初日のアトラクションで情熱ある力強い演舞を披露した
尼崎市・琉鼓会

▲祝辞を述べる姉妹
都市の高橋嘉門米沢
市議会議長

▲祝辞を述べる兄弟
都市の淺利敬一郎
豊中市長

▲来賓祝辞を述べる
仲井真弘多沖縄県知事

▲実行委員長あいさつを
述べる東門市長

▲優雅にしなやかに踊る園田の女手踊り

▲空手の型を取り入れダイナミックな躍動感溢れる
エイサーを披露する嘉手納町千原郷友会

▲メリハリのある曲調、太鼓の荒々しい
バチさばきは久保田青年会

▲踊る大太鼓、キレのある締太鼓、男踊り女踊り、
どれも勇壮華麗、諸見里青年会

▲力強く勇壮な形を継承していく北谷町上勢区青年会

▲隊列の美しさ、静けさの中にも激しさを
秘めたうるま市勝連平安名青年会

▲ダイナミックな動き、勇壮な大太鼓、華麗な舞を披露する東青年会

▲独自の振り付けとキレのある
バチさばきを披露した琉球國祭り太鼓

▲色鮮やかな衣装と華麗な手踊りは
胡屋青年会

▲フィナーレは観客も会場に
なだれ込みカチャシーで最高潮に