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旗頭を掲げ道ジュネー、集落の繁栄を祈願

諸見里自治会旗スガシー行事

 旧盆明けの九月四日、諸見里自治会で地域の伝統行事「旗スガシー」が行われた。旗スガシーは毎年旧暦の七月十六日に、五穀豊穣、集落の繁栄と無病息災を祈願し道ジュネーを行う行事。旗頭を先頭に獅子舞、エイサー隊と続き集落内を練り歩く。諸見里の旗は二百年ほど前に作られたが、その旗は現在博物館に展示されている。地域で使用されているのは昭和五十四年に複製されたもの。道ジュネー後は公民館で地域の祭りがおこなわれ、大勢の参加者たちはエイサーや獅子舞、民謡など次々と披露される舞台演目を楽しんだ。


▲地域住民も大勢沿道に繰り出して、歴史ある旗スガシーを見守った

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沖縄県スポーツ少年団剣道交流大会で優勝

全国交流大会派遣の部で沖縄大志館

 第32回全国スポーツ少年団剣道交流大会が7月5日県立武道館で開かれ、沖縄市の団体・沖縄大志館(小中学生の混成チーム・佐久本嗣光監督)が全国交流大会派遣の部において2年連続で大会を制し、平成22年3月に徳島県で開かれる全国大会への出場権を手に入れた。8月26日、市役所に優勝報告に訪れたメンバーたちは、「一生懸命練習して全国でも初戦を突破したい」と全国への抱負を語ると、東門市長は「一つひとつの練習の積み重ねを大事にし、全国大会でも優勝目指して頑張ってください」とメンバーたちを激励した。


▲全国交流大会派遣の部での優勝を報告する
沖縄大志館のメンバーたち

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伝統の太鼓燈篭ガーエーを奉納

泡瀬復興期成会六月カシチー行事

 このほど伝統の太鼓燈篭の保存と、匠の技の継承を目的に「泡瀬太鼓燈篭保存会」が発足。これを記念した太鼓燈篭ガーエーの奉納が八月十五日、(旧暦六月二五日・カシチーの日)泡瀬ビジュルで行われた。「六月カシチー」は新米をこしきで炊いて強飯を作り、火の神や仏壇に供え豊作を感謝する行事。泡瀬では古くからこの日に綱引き行い、東西の男衆によるガーエーや、泡瀬独特の太鼓燈篭(テークドゥールー)ガーエーで行事を盛り上げてきた。太鼓燈篭奉納には大勢の住民が詰めかけ、男衆による勇壮な奉納演舞を見守った。


▲泡瀬独特の旗頭「太鼓燈篭」。勇壮な演舞が奉納された

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保育環境の向上を求め、要請書を提出

沖縄市保育向上推進協議会

 市内の認可外保育所で作る沖縄市保育向上推進協議会(比嘉義弘会長)が、6月30日の第32回総会で要請文を決議、8月20日に市役所を訪れ、要請文を市長に手渡した。  要請文では、「認可外保育所の施設、設備改善の補助制度を創設してほしい」「、無認可保育所の土地建物に関わる固定資産税の減免について」など7項目を要請。これに対し東門市長は「すべてにおこたえ出来なくても、市として何かできることはないか検討していきたい」と答え、会員らと認可外保育所現場の問題や保育に関する意見交換を行った。


▲文章を読み上げて市長に認可外保育所の保育環境向上を
要請する沖縄市保育向上推進協議会役員の皆さん

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