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更新日:2022年10月21日

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風しん(三日はしか)について

2018年より首都圏を中心に急増した風しん患者ですが、その後は全国の広い範囲で患者が報告されています。

本ページでは、沖縄県における風しん患者の発生状況や、予防接種関連情報をまとめました。

今後の感染拡大防止にご協力をよろしくお願いいたします。

沖縄県:風しんの流行状況について(外部サイトへリンク)

 

予防接種関連情報

  • 県内卸業者における麻しん風しん含有(MR)ワクチンの在庫状況は、約5,200本が確認されています(平成31年4月9日時点)。
  • 県内の予防接種実施医療機関については、沖縄県医師会(外部サイトへリンク)のホームページをご確認ください。※MRワクチンに限定した情報ではありません(ワクチンの種類や対象年齢、対応時間等、医療機関により異なります)
  • 予防接種を希望される場合は、必ず事前に医療機関へ連絡し、MRワクチンの接種が可能か確認の上、予約をし、受診をお願いします。
  • 乳幼児の定期予防接種については、お住いの市町村へお問い合わせください。個別接種実施医療機関(小児)については、以下のホームページもご参照ください。

風しんについて(外部サイトへリンク)

  • 原因:風しんウイルス
  • 潜伏期間:14~21日(平均16~18日)
  • 周囲への感染可能期間:発疹が出る7日前から7日後まで
  • 主な症状:潜伏期間の経過後、発熱、発疹、リンパ節腫脹(ことに耳介後部、後頭部、頚部)が出現しますが、発熱は風しん患者の約半数にみられる程度です。症状の現れない不顕性感染が、15~30%程度存在します。また、風しんに対する免疫が不十分な妊婦が妊娠初期に感染すると、生まれてくる赤ちゃんが「先天性風しん症候群」になる可能性があります。
  • 感染経路:飛沫感染、接触感染
  • 感染症法:五類感染症
  • 予防:予防接種が有効

風しんに関する情報

  • 現在、全国で風しんや麻しん患者の発生がみられます。風しんや麻しんは、発熱や発疹が出現するのが特徴です。もし、症状から風しんや麻しんが疑われる場合、必ず事前に医療機関に連絡の上、受診してください。また受診の際はマスクを着用し、公共交通機関等の利用を避けてください。特に県外や国外へ旅行をされた方は、必ず渡航先を医師へ伝えてください。
  • 風しんおよび麻しんに感染しないためには予防接種が重要です。風しん・麻しんの定期予防接種対象(第1期:1歳になってから2歳になるまで、第2期:小学校に入学する前の1年間)の方は、早めに予防接種(MRワクチン)を受けましょう。
  • 妊婦が妊娠初期(約20週まで)に風しんに感染すると、生まれてくる赤ちゃんが「先天性風しん症候群」になり、目や耳、心臓等に障害を持つ可能性があります。妊婦は予防接種が受けられませんので、風しんに対する免疫が不十分、あるいは不明な妊娠
    初期の方はなるべく人混みを避け、風しん流行地への訪問予定のある方は延期をご検討ください。
  • 妊娠を希望される方や妊婦の同居者(夫、子どもなど)で、ワクチン接種歴が1回以下の方は、かかりつけ医に相談し、抗体検査や予防接種を受けることをご検討ください。
  • 全国的な風しんの流行を受け、国の対策として「昭和37年4月2日~昭和54年4月1日生まれの男性」を対象に、風しん抗体検査と定期予防接種を公費で受けられる事業が始まります。対象者には市町村より案内が順次発送される予定ですので、この機会に検査を受けることをご検討ください。詳細については、厚生労働省のホームページ「風しんの追加的対策について」をご覧ください

お問い合わせ

健康福祉部 市民健康課 

〒904-8501 沖縄県沖縄市仲宗根町26番1号

電話番号:098-939-1212