更新日:2025年1月9日
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借入限度額について、子育て世帯(19歳未満の子を有する世帯)又は若者夫婦世帯(夫婦いずれかが40歳未満の世帯)が令和6年度に入居する場合には、令和4・5年入居の限度額が維持されます。
改正前(令和6年・7年入居)
新築・買取再販住宅 |
認定住宅 (認定長期優良・認定低炭素) |
ZEH水準省エネ住宅 | 省エネ基準適合住宅 |
借入限度額 | 4,500万円 | 3,500万円 | 3,000万円 |
⇓ ⇓ ⇓ 改正後:令和6年入居の場合
新築・買取再販住宅 |
認定住宅 (認定長期優良・認定低炭素) |
ZEH水準省エネ住宅 | 省エネ基準適合住宅 | |
借入限度額 | 子育て世帯等 | 5,000万円 ※ | 4,500万円 ※ | 4,000万円 ※ |
それ以外 | 4,500万円 | 3,500万円 | 3,000万円 |
※令和4・5年入居の限度額
【財務省HPより引用】
合計所得金額1,000万円以下の者に限り、新築住宅の床面積要件を40㎡以上に緩和する処置について、建築確認の期限が令和6年12月31日まで延長されます。
【参考:住宅ローン税制の全体イメージ】
【国土交通省HPより引用】
〈令和6・7年に入居予定の新築住宅について住宅ローン控除の申請を予定している方へ〉
令和6年1月以降に建築確認を受けた新築住宅のうち、省エネ基準に適合しない住宅は「住宅ローン控除」を受けられません。
詳しくは国土交通省ホームページをご参照ください。
納税義務者本人の合計所得金額が1,805万円以下で、令和6年12月31日現在で、控除対象配偶者に該当しない同一生計配偶者(※)を有する人に対して、1万円の定額減税を実施します。ただし、控除対象配偶者に該当しない同一生計配偶者は国内に住所を有する方に限ります。
※控除対象配偶者に該当しない配偶者とは
→納税義務者本人の合計所得金額が1,000万超で、かつ、配偶者の合計所得金額が48万円以下の者
定額減税の詳細については下記のページをご参照ください。
令和6年度より、特定配当等および特定株式等譲渡所得金額に係る所得の課税方式について、所得税と住民税とで異なる課税方式を選択することができなくなります。
これにより、所得税で選択した課税方式が市・県民税にも適用され、非課税判定や扶養控除・配偶者控除、国民健康保険料、後期高齢者医療保険料、介護保険料、各種行政サービスなどに影響が出る場合がありますのでご注意ください。
森林環境税は、令和6年度から国内に住所を有する個人に対して課税される国税です。市区町村において、市・県民税(個人住民税)均等割と併せて1人年額1,000円が賦課徴収されます。その税収は、全額が森林環境譲与税として都道府県・市区町村へ譲与されます。
総務省ホームページ(外部サイトへリンク)
市・県民税の均等割は、東日本大震災復興法に基づき、平成26年度から令和5年度までの10年間、臨時的に1人年額1,000円が引き上げられ、賦課徴収されていました。この臨時的措置が終了し、令和6年度より新たに森林環境税が導入されます。
令和5年度まで | 令和6年度以降 | |
市民税均等割額 | 3,500円 | 3,000円 |
県民税均等割額 | 1,500円 | 1,000円 |
森林環境税(国税) | なし | 1,000円 |
計 | 5,000円 | 5,000円 |
令和6年度より、年齢30歳以上70歳未満の国外居住親族は、次のいずれかに該当する場合に限り扶養親族の対象となります。
・留学により非居住者になった人
・障がい者
・扶養控除等を申告する納税義務者から、その年における生活費または教育費に充てるための支払いを38万円以上受けている人
※国外居住親族について、扶養控除等の適用を受ける場合には、扶養親族の対象に応じてその親族にかかる必要書類を提出または提示する必要がありますのでご注意ください。
住宅ローン控除の適用期限が4年延長され、令和4年1月1日から令和7年12月31日までに入居した方が対象となりました。
入居した年月 | (1) | (2) | (3) |
平成21年1月から 平成26年3月まで |
平成26年4月から 令和3年12月まで (注1) |
令和4年1月から 令和7年12月まで (注2)(注3) |
|
控除限度額 |
A×5% (最高97,500円) |
A×7% (最高136,500円) |
A×5% (最高97,500円) |
※表中のAは所得税の課税総所得金額等(課税総所得金額、課税退職所得金額及び課税山林所得金額の合計額)です。
(注1)住宅の対価の額又は費用の額に含まれる消費税等の税率が8%又は10%である場合に限ります。
(注2)令和4年中に入居した方のうち、住宅の対価の額又は費用の額に含まれる消費税等の税率が10%かつ一定期間内に住宅の取得等に係る契約を締結した場合は、(2)の場合の控除限度額と同じとなります。
(注3)令和6年以降に建築確認を受ける新築住宅のうち、省エネ基準に適合しない住宅は住宅ローン控除の対象外となります。
民法の成年年齢の引き下げに伴い、令和5年度から1月1日(賦課期日)時点で18歳または19歳の方は、市・県民税が課税されるかどうかの判定において未成年者にあたらないこととなりました。
未成年者は前年中の合計所得金額が135万円以下の場合は課税されませんが、未成年者にあたらない方は、合計所得金額が38万円を超える場合は市・県民税が課税されることがあります。
令和4年度まで | 令和5年度から |
20歳未満 | 18歳未満 |
セルフメディケーション税制について、対象となる医薬品の範囲に係る見直しを行ったうえで、適用期間が5年延長されました(令和8年12月31日まで)。
セルフメディケーション税制(特定の医薬品購入額の所得控除制度)について(厚生労働省サイト)(外部サイトへリンク)
住宅ローン控除の控除期間13年の特例について延長し、一定の期間(※)に契約した場合、令和4年末までの入居者を対象とします。また、この延長した部分に限り、合計所得金額が1,000万円以下の者について面積要件を緩和し、床面積が40平方メートル以上50平方メートル未満である住宅も対象とします。
※注文住宅は令和2年10月から令和3年9月末まで、分譲住宅などは令和2年12月から令和3年11月末まで
【総務省HPから引用】
子育て支援の観点から、保育を主とする国や自治体からの子育てに係る助成等について非課税とします。対象範囲は、子育てに係る施設・サービスの利用料に対する助成とします。
【対象のイメージ】国・自治体からの助成のうち以下のもの
※上記の助成と一体として行われる助成についても対象
(例:生活援助・家事支援、保育施設等の副食費・交通費等)
公的年金等控除額が10万円(公的年金等に係る雑所得以外の所得に係る合計所得金額が、1,000万円を超え、2,000万円以下である場合は20万円、2,000万円を超える場合は30万円)引き下げられます。また、公的年金等の収入金額が1,000万円を超える場合の控除額について、上限が設けられます。
≪年金受給者が65歳未満の場合≫
≪年金受給者が65歳以上の場合≫
給与所得控除・年金所得控除から基礎控除への振替により、扶養親族等適用の所得金額要件が見直されます。
控除額の変更により以下の非課税の要件が変更されます。
給与所得控除・年金所得控除から基礎控除への振替により、負担増が生じないようにするため、下記に該当する場合は、給与所得から所得金額調整控除が控除されます。
合計所得金額が2,500万円を超える場合は、調整控除が適用されません。
政府の自粛要請を踏まえて文化芸術・スポーツイベントを中止・規模縮小等した結果、観客等が入場料等の払戻請求権を放棄した場合に文化庁・スポーツ庁が認めたイベントについて、個人住民税の寄附金控除の対象となります。
新型コロナウイルス感染症の影響による住宅建設の遅延等に対して、所得税において住宅ローン控除の適用条件を弾力化する措置が講じられることに対応し、所得税における弾力化措置の対象者について、住宅ローン控除可能額のうち所得税から控除しきれなかった額を、控除限度額の範囲内で個人住民税から控除されます。
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