■広報 おきなわ
12月号 NO.534
 

県内外の多彩な地域文化芸能が一堂に集う!

 おきなわ芸能フェスティバル2018

 

 県内外の地域文化芸能が大集結した「おきなわ芸能フェスティバル」を、文化の日の11月3日、沖縄こどもの国で開催した。
 今回は「世果報ゆがふ」をテーマに「ニライカナイステージ」、「ちゃんぷる~ステージ」、「美童ステージ」、「遊び庭ステージ」の4つのステージが設置され、多彩な演目が展開された。ニライカナイステージでは、琉球舞踊や泡瀬京太郎、獅子舞、エイサーなど市内の伝統芸能のほか、今帰仁村湧川の路次楽や南城市の安座真区ヌーバレー、津波古区の天人、宮古島の芸能、青森県の津軽民謡と踊りも披露された。ちゃんぷる~ステージでは、様々なジャンルのダンスや太鼓演舞などバラエティに富んだパフォーマンスが、美童ステージでは市ジュニアオーケストラの演奏など、こどもたちが主役となったプログラムが、遊び庭ステージでは、うちな~パフォーマンスや大道芸なども行われた。
 フィナーレでは、「世果報」をテーマに作った新たな曲や踊りで、出演団体やこの日のために結成した「世果報シンカ(有志踊り子隊)」が総踊りを行い、大いに盛り上がった。

   

 

 

 

 

 
 

この島の音楽を奏でよう!

 第7回根音ウマチー

 

 一人ひとりが、足もとにあるルーツ・宝物と再会を奏でる日として地域にある音楽や芸能をもう一度みつめなおそうというコンセプトのもと、11月11日、コザ・ミュージックタウン ガジュマル広場で第7回根音ウマチーを開催した。
 民謡や琉球古典音楽、沖縄ポップ、エイサーなど、古くから伝わる沖縄の音楽や芸能を高いクオリティで披露し、多くの観客を楽しませた。

 

【出演者(敬称略)】
りんけんバンド・神谷幸一・前川守賢・村吉茜・よなは徹・HIKARI・ティンクティンク・我那覇セイラ・譜久村さやか・沖縄市芸能団体協議会・園田エイサー

   

 

 

 

 
 

夜の沖縄市の魅力を発信

 沖縄初!ナイトメイヤー就任式

 

 初代沖縄市ナイトメイヤーに市出身のISSAいっささんが就任し、10月21日、市役所前広場で、沖縄市観光物産振興協会の島袋隆会長から任命書とバッジが手渡された。
 ナイトメイヤーは、オランダ発祥で、夜の文化・経済の活性化と夜の怖くて暗いイメージを払拭することを目的に活動する。任期は4年。

   

▲ナイトメイヤー(夜の市長)と共に
 
 

ワクワクすることを見つけよう

 高原小学校でキャリア教育

 

 市出身のファッションデザイナーで株式会社HENZA代表取締役の平安座へんざレナさんによるキャリア教育が、11月13日に高原小学校で初開催された。
 平安座さん自身の話や将来の夢の見つけ方、好きな仕事を見つけることや毎日の積み重ねが自分の人生を作っていることを意識することなど、参加した6年生へ熱いメッセージを伝えた。

   

 
 

沖縄市から世界へ

 10月30日は「世界のウチナーンチュの日」

 

 「世界のウチナーンチュの日」を前に、伝統文化を通した交流と次世代育成のイベントを10月20日に沖縄市福祉文化プラザで開催した。
 沖縄が世界に誇る空手や獅子舞、創作エイサーをこども達が実演したほか、ペルーの伝統舞踊マリネラの日本チャンピオン、モニカ&シンジによるマリネラの体験レッスン(写真)などが行われた。

   

 
 

美しい歌と演奏で観衆を魅了

 沖縄市小学校音楽発表会

 

 「心のふれあいを求めて」をテーマに平成30年度沖縄市小学校音楽発表会が、11月7日、沖縄市民会館大ホールで開催された。独唱9組、重唱2組、アンサンブル2組、合唱15組、合唱奏1組の全29組が出場し、美しい歌と演奏が会場中に響き渡った。
 宮里、北美、山内、美原、比屋根、高原の6つの小学校が、市代表校として選ばれ、中頭地区音楽発表会に出場する。

   

 
 

目を閉じて耳で感じる世界

 市立郷土博物館 第43回企画展

 

 企画展「音で知る自然 沖縄のサウンドスケープ」が、10月26日から市立郷土博物館で行われている。
 私たちの身の回りには、どんなサウンドスケープ(音の景色)が広がっているだろうか。普段、何気なく聞いている音を意識し、音から世界を認識しようという趣旨の今回の企画展は、1月27日まで開催する。

   

▲ヤンバルクイナのはく製と鳴き声のQRコード
 
 

エイサーの継承と発展のために

 沖縄市青年まつり第40回記念式典

 

 第40回沖縄市青年まつりの記念式典が、11月4日、沖縄市農民研修センターで開催された。
 沖縄市青年団協議会の奥村幸博会長は「先輩方から受け継いだものを、未来を担う若者へ継承していく」と力強く話した。
 青年まつりは、昭和53年に「青年エイサー祭り」としてスタートし、今年9月に40回目を開催した。