■広報 おきなわ 8月号 NO.518

約19,790kgのごみ排除

比謝川上流清掃作業

 市民の大切な水資源である比謝川をきれいにしようと、沖縄市民憲章推進協議会(花城貞光会長)が6月25日に比謝川上流清掃を実施した。
 清掃は、胡屋にあるウルマシ橋から知花橋までの12か所で行われ、自治会や青年会、中学生、ボランティアグループ、各団体などから1,229人が参加した。
 今回刈り取られた草木や集められたごみは、可燃ごみ約460kg、不燃ごみ約430kg、資源ごみ(草木)約18,260kg、産業廃棄物(粗大ごみ)約640kg。
 また清掃作業には多くの企業の協力によりパッカー車21台、ユニック車13台、トラック32台の車両が提供され、ごみ回収が効率よく行われた。

ちゅらま~み(腎)プロジェクトがスタート!

4者間基本協定締結式

 一般社団法人中地区医師会(中田(なかだ) 安彦(やすひこ)会長)と全国健康保険協会沖縄支部(宮里(みやざと)博史(ひろし) 支部長)、うるま市、沖縄市の4者が、慢性腎臓病(CKD)の病・診・保連携に関する基本協定を7月7日に中部市町村会館で締結した。
 協定締結は、新規の人工透析導入患者数の減少を目指し、CKDの発症予防と悪化防止に努めることを目的としており、那覇市、南城市に次いでの取り組みとなる。
 本市とうるま市の人工透析患者数は、年々増加傾向にある。来月2日に中部地区の医療機関を対象に説明会が行われ、CKD登録医を募る。

予防しよう! COPD(シーオーピーディー)

◆COPDとは

 慢性閉塞性肺疾患(まんせいへいそくせいはいしっかん)といわれ、始めは咳が出る、痰が絡むなど風邪と似た症状ですが、進行するにつれ次第に息切れがひどくなり、日常生活に支障をきたすようになります。
 患者の9割が喫煙者と言われており、たばこの煙に含まれる有害物質を長期間吸い続けることで発症します。

◆COPDによる死亡率は沖縄県が全国ワースト1位

 COPDは、本市においても主要死因のひとつです。日本におけるCOPD患者数は推計530万人とされていますが、診断を受けた患者は約26万人にとどまるとの調査結果もあり、多くの方が病気に気づかずにいることが予想されます。(※1厚生労働省患者調査2014)

◆受動喫煙(副流煙)を防ぐ!
 

たばこの煙には、発がん性のある約70種類の化学物質を含めておよそ5,300もの有害化学物質が含まれており、たばこを吸う本人だけでなく、そのまわりに漂う煙(副ふく流りゅう煙えん)を吸う家族などの健康にも悪影響を及ぼしています。

◆肺の機能は戻らない!

たばこの煙には、発がん性のある約70種類の化学物質を含めておよそ5,300もの有害化学物質が含まれており、たばこを吸う本人だけでなく、そのまわりに漂う煙(副ふく流りゅう煙えん)を吸う家族などの健康にも悪影響を及ぼしています。