■広報 おきなわ 8月号 NO.518

地域の力で安全なまちへ

南桃原自主防災・防犯組織結成

 南桃原地域の安全と安心な生活を支え合う「南桃原自主防災・防犯組織(島袋由香会長)」の結成総会が、7月16 日に開催され、約50人の住民や沖縄警察署等の関係者が参加し、島袋会長を先頭とした連携体制や活動計画が報告された。
 自主防災組織としては22番目となるが、防災と防犯の両方に取り組むのは、山里に次いで2番目。
 桑江市長は「自主防災・防犯組織の結成は誠に意義深く、地域の安全・安心な生活を支えていくものと確信している」と激励した。

ドライミスト設置で暑さ対策に

市管工事協同組合より沖縄こどもの国へ寄贈

 これから始まる猛暑に向け、来場者に涼んでもらおうと、7月11日に市管工事協同組合( 饒波(は)正司(まさし) 理事長)より、沖縄こどもの国に「ドライミスト」が寄贈された。
 同事業は、市管工事協同組合と水道局とが提携し、園内2か所に設置することとなっている。今回かば舎の前に設置されたドライミストは、16の噴霧口から霧状の水を出し回りを涼しくするもので、来場者は暑さを凌いでいた。
 饒波正司理事長は「子ども達に喜んでもらえるよう、イメージしデザインをした」と話した。

伝統的工芸品をかりゆしウェアに

知花花織新作かりゆしウェア完成報告

 知花花織事業協同組合(小橋川順市理事長)が6月28日に市役所に訪れ、桑江市長に知花花織の新作かりゆしウェアの完成を報告した。
 報告の中で小橋川理事長は「今回、本格的にかりゆしウェアの制作に取り組んだ。県内、市内で多くの方に着用していただくためにPRしたい」と話し、贈呈されたかりゆしウェアを着た桑江市長は「着心地がよく、快適。市のシンボルになるので、今後はひと目見て〝知花花織だ〟とわかるよう広めていきたい」と話した。
 知花花織は2012年7月に国の伝統的工芸品に指定され、これまでは注文を受けオーダーメイドで販売していたかりゆしウェアを中部洋裁店協会と提携し、多数の注文に対応できるようになっている。

功労を称える

第42回かりゆしシニアクラブ大会

 これからの活動推進について考え、老人クラブの更なる進展と高齢者福祉の向上につなげようと7月14日、市民会館大ホールで「第42回かりゆしシニアクラブ大会(市老人クラブ連合会主催)」が開催された。
 同大会の中で、老人クラブ活動の進展等に功績のある個人及び団体に対し感謝表彰が行われ、特別功労や永年勤続功労、優良老人クラブが表彰された。

子育てとの両立を頑張っています!

就労支援事例のご紹介③

 市役所1階にある就労支援センターでは、若年者・子育て世帯・高齢者と併せて、障がいを持った方の就労相談から職場定着支援までを行っています。
 今回は、職場定着支援を行っている、市内の総合コンクリート製品メーカーの工場に環境整備業務で勤務されている方の事例をご紹介します。

【雇用者の声】

 朝早めに出勤し、始業前には準備や段取りを組んで、工場で働く他の社員が作業しやすいよう工夫や提案をするなど、自立心や責任感を持って一生懸命仕事に取り組んでいます。また、社内面談や行事の中で、上司や他の社員ともコミュニケーションを図っています。ぜひこれからも長く元気に勤めてほしいです。

【本人の声】

 勤続6年になり、初めは不安もあったけど今では時間配分を考え、パートナーと協力して取り組めるようになりました。工場内では常にヘルメット着用なので暑さもありますが、ケガや事故が無いよう安全面に気を付けています。上司がよく話しかけてくれるので、働きやすくて嬉しいです。子どもから「お母さん仕事頑張ってね、僕は学校を頑張る!」と言われ励まされます。送迎の協力などで家族に支えられて感謝しています。
 目標は10 年勤務!もっと仕事をテキパキできるように頑張ります。
 

●沖縄市就労支援センター TEL 098-934-3837