東京五輪事前合宿受け入れ初決定

NZ空手連盟と県、市が協定締結

 ニュージーランド空手連盟(デニス・メイ会長)が、2020年に開催する東京五輪の事前キャンプを沖縄市で実施することに合意し、3月6日に県庁で県と市の三者間で協定の締結式を行った。
 昨年9月から沖縄2020事前キャンプ等誘致推進委員会(県・県体協[スポーツコミッション沖縄])が、ニュージーランド空手連盟の関係者らに事前キャンプ地として県の環境や取り組みを紹介し、キャンプの実施が決定した。 また、ニュージーランドの代表選手で活躍が期待されているニナ・エドガー選手(15歳)が、2年前まで本市で過ごし、空手に励んでいたことも協定締結理由のひとつとなった。


今後の交流にも期待

食用菊を給食に

市内農家より無償提供

 市の特産品のPR及び食育の推進を目的に、JAおきなわコザ支店が3月3日、市給食センターに食用菊の無償提供を行った。 食用菊は、観賞用に比べ苦みが少なく、ほのかな甘みがあるのが特徴で、主に和え物などに使用されている。
 今回提供された食用菊は、菊ちらし炊き込みごはん、ほうれん草としらすのゴマ和えなど、市内の小中学校のひな祭りにちなんだ給食メニューに彩りを添えた。 山内中学校1年の宮里晃弥(こうや)くんは「初めて食用菊を食べたが、食べやすい。花とは思えない」と、おかわりをした。 生産農家の又吉彩子(あやこ)さんは「こども達がたくさん食べてくれることが嬉しい。これからの励みにもなる」と笑顔で話した。


農家さんと食用菊を味わう生徒ら

ラビリンスランドを脱出せよ!!

児童センターで合同巨大迷路

 市福祉文化プラザ児童センターで、合同巨大迷路「ラビリンスランドを脱出せよ!!」(同センター・あげだ児童館主催)が2月24日と25日に開催され、市内の保育園児や小学校の児童らが訪れた。
 迷路は遊園地が舞台となっており、3つのブースで謎を解いていく仕組み。ゴール付近には暗やみに設けられた通路もあり、ピエロやゴーストに扮したスタッフの姿に怖がり、立ちすくむ子や泣き出す子もいたが、メダルを受け取ると笑顔を見せた。
 合同巨大迷路は、各児童館を利用するこども運営委員会及びボランティア、職員が運営し、ボランティア人材育成の一環として行われた。


怖がりながらもコインをゲットする園児ら

宝くじ助成金を活用

越来自治公民館建設と園田自治会備品整備

 宝くじ社会貢献事業の一環のコミュニティ助成事業を活用して、越来自治公民館の建設と園田自治会の備品整備が行われた。
 コミュニティ助成事業は、住民が自主的に行うコミュニティ活動の促進を図り、地域の連帯感に基づく自治意識を盛り上げることを目指している。 越来自治会は、老朽化が激しくコミュニティ活動にも支障が出ていた公民館を新たに建設し、今後は新しい地域拠点により住民の交流や活性化が図られる。 また、園田自治会では会議テーブルや複合機、スポーツ用具などを整備し、今後は敬老会等の諸行事や地域交流活動に利用される。


新越来自治公民館と整備された園田自治会の備品等

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