壮大なサウンドで聴衆を魅了

民族音楽 詩曲 響(とよむ)公演

 市制施行40周年を記念し、11月5日、沖縄市民会館大ホールで「民族音楽 詩曲 響」の公演が行われた。
 「響」は昭和56年の沖縄市民会館のこけら落としで演奏するために、「芭蕉布」や「ゆうなの花」など、沖縄を代表する名曲の生みの親として知られる普久原恒勇(ふくはらつねお)氏により作曲されたもので、三絃(さんしん)や太鼓などの沖縄に古くから伝わる伝統楽器を中心に用い、「天地開闢(てんちかいびゃく)」をテーマに50人以上の奏者で演奏する壮大なコンサート。1時間半にも及ぶフルバージョンの公演は初公演以来、33年ぶりとのこともあり、会場には大勢の観客が詰めかけ、演奏に耳を傾けた。

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壮大な民族音楽で観客を感動させた「響」の公演

差別を問う 笑いと涙の舞台

演劇「人類館」公演

 沖縄市民小劇場あしびなーで11月8日と9日に市制施行40周年を記念して、演劇集団「創造」による演劇「人類館」が上演された。
 人類館は昨年亡くなられた市出身の劇作家知念正真(ちねんせいしん)氏が、人類館事件を基に、創作した演劇で、沖縄が受けた差別と偏見を笑いと風刺を交えて伝え、差別は何が原因で生まれるのかを問いかける内容となっている。人類館事件は、明治36年に大阪で開催された内国勧業博覧会のパビリオン「学術人類館」で、沖縄県民や台湾先住民、アイヌ民族などの生身の人間が展示され波紋を呼んだ事件で、演劇には第二次世界大戦の戦時中と戦後の沖縄の悲劇も盛り込まれた。公演は大盛況で、公演回数を増やすほどの人気だった。

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笑いを織り交ぜつつ差別について問いかける「人類館」

県内の名バンドが登場

JAZZ de NIGHT

 ミュージックタウン音市場で10月18日に「JAZZの日スペシャル VOL.15 JAZZ de NIGHT〜みんなでJAZZを〜」(主催:沖縄市、ミュージックタウン音市場、沖縄JAZZ協会中部支部)が開催された。
 今回のコンサートに出演したのは、市と音市場が若年層プレイヤーの育成を目的に7月から行ってきたジャズワークショップで基本的な奏法と応用法を学んだ市内小学生のバンドと結成10年以上の県内ビッグバンド4組。結成33年のベテランバンド「ヴァーミリオン ジャズ オーケストラ ビッグ ウップス」はぴったりと息の合った演奏を披露し、「ザ ブレンダーズ オーケストラ」は野村流古典音楽協会との共演で観客を楽しませた。

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会場には心地よい音色が響き渡った

【平成26年度 ヘルシーおきなわシティ21推進大会】
健康講演会「あなたの肝臓大丈夫??」

 「肝臓」と聞くと皆さんは何をイメージしますか?ほとんどの方は「お酒」と答えるかと思います。実はお酒だけではなく「食事」や「運動」といった生活習慣とも密接に関係しており、今、沖縄県民の肝臓が危機的状況であることをご存じでしょうか?特に働き盛り世代(20歳〜64歳)の肝臓病による死亡率が年々高くなっており、長寿県復活を妨げる原因の一つにもなっています。「肝臓」はおとなしい性格のため、自らSOSをだすことが苦手です。

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 市では健康講演会「あなたの肝臓大丈夫??」を開催します。肝臓に負担をかけず、おいしいご飯やお酒を楽しむために、肝臓と生活習慣について知り、自身の生活について見直すきっかけにしてみませんか?「知る」ことで、あなたの何かが「変わる」かも♪
 ご友人・ご家族お誘い合わせの上、ぜひお越し下さい。
※詳しくは、「催し」のページをご覧下さい

市民健康課(内線2262)

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健康づくりキャラクターおきはくん

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