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科学で遊ぼう

The サイエンスフェスタ in やまっち

 桃山公園内体験学習施設やまっちで11月1日に、山内中学校科学部と沖縄サイエンスキャラバン隊(沖縄こどもの国)を迎えて「The サイエンスフェスタ in やまっち」が開催された。
 科学実験ショーでは、空気の実験と液体窒素の実験が披露され、大きな風船をドライヤーから出る空気で浮かせた り、液体窒素で凍らせたカーネーションを手でつかむと粉々になる様子に、観ていたこども達からは驚きの声が上がった。実験ショーの後は、ブーメラン作りとペットボトル空気砲作りが行われ、こども達は、ブーメランや空気砲の仕組みを楽しみながら学んだ。

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大きな空気砲にこども達は大喜び

長年の地域貢献が表彰される

知念権平さんが県功労賞

 沖縄市在住の知念権平(ちねんごんぺい)さんが11月3日、地域の防犯対策及び青少年の健全育成に貢献したとして沖縄県功労者の社会福祉部門で表彰された。知念さんは昭和60年から沖縄地区防犯協会防犯指導員を務めており、85歳になる現在でも、毎週1回の夜間パトロールを行っている。11月6日に、桑江市長に受賞の報告に訪れた知念さんは「これからも沖縄県と地域のため、安全・安心 な美(ちゅ)らまちづくりに取り組んでいきたい」とあいさつした。また、同日、知念さんから市社会福祉協議会、市育英会、沖縄地区防犯協会への寄付金贈呈も行われた。

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知念権平さん(左から3人目)と関係者

市内中小企業の意見を市政に

市商工振興委員会から答申

 市商工振興委員会(島田勝也委員長)は11月5日、桑江市長に市内中小企業の意見をまとめた答申書を提出した。
 答申書は中小企業の抱える課題と解決手段について、中小企業者の「生の声」を集めて、まとめたもので、委員会は答申書を基に、特産品のPRと工芸によるまちづくり、市の事業の経済効果の分析と検証、企業の人材確保支援、商店街の整備及び魅力向上、産業振興の拠点整備を実施するよう伝えた。また、商工振興に係る中長期的な施策として、商店街の活性化と定住促進施策、大規模プロジェクトと中小企業の振興の連動、物産観光施設整備の調査・研究を進めるよう求めている。

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島田委員長から答申書を受け取る桑江市長

国保料の収納率向上

対策本部が設置される

 市は国民健康保険の運営安定と財政健全化を図るため、滞納金の組織的・効率的な徴収と収納率向上の事務改善を行うことを目的に「沖縄市国民健康保険料収納率向上対策本部」(桑江朝千夫本部長)を設置し、10月30日に市役所前広場でセレモニーを開催した。国民健康保険課では収納対策として、毎週水曜日は午後8時まで夜間窓口を開設しているほか、滞納世帯への夜間・休日訪問による納付指導や度重なる催告に応じない世帯に対する財産の差し押さえを行っている。市の国民健康保険料収納率は平成22年度以降、毎年上昇しており、平成25年度の収納率は92.2%だった。

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がんばろう三唱で高々とこぶしを上げる職員ら

共に幸せに暮らせる社会の手助けを

人権擁護活動で法務大臣表彰

 人権擁護委員として11年間活動した功績に対し法務大臣表彰を受けた末吉惟倫(のぶとし)さんが11月5日に市役所を訪れ、桑江市長に報告を行った。
 人権擁護委員は、人間が人間らしく生きていく権利である「人権」を守るために、いじめや差別、虐待などを受けた地域の方々の相談を受ける街の相談パートナーとして全国の各市町村に配置されており、本市では13人の委員が活動している。また、小学校などで思いやりの大切さを伝える人権教室も開催するなど様々な啓発活動を行っている。末吉さんは「法務大臣表彰をもらったことで、人権擁護委員の活動が広く市民に知ってもらえるきっかけになれば」と語った。

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法務大臣表彰を受けた末吉惟倫さん(中央)

多くのこども達で賑わう

児童センター結まつり

 児童センターの存在を地域に幅広く知ってもらい、地域住民との交流を深めることを目的に10月18日に沖縄市福祉文化プラザ児童センターで「児童センター 結まつり」が開催され約760人が訪れた。
 まつりは、美東中学校サイエンスクラブによる科学体験コーナーや沖縄女子短期大学の児童文化研究クラブによる絵本の読み聞かせコーナー、ファミリークラブ"結"の保護者会による駄菓子やカレーの販売もあり、こども達はお小遣いを持って好きなものを購入した。また、ゲームコーナーも人気で、ボール挟みゲームや空き缶積みゲームなどに挑戦するこども達の長い列ができていた。

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ボール挟みゲームにチャレンジ

地域福祉の充実に貢献

大同火災が車椅子を寄贈

 社会貢献活動の一環として大同火災海上保険株式会社(代表取締役社長 上間優:うえままさる)が11月11日に市役所を訪れ、沖縄市と沖縄こどもの国に車椅子をそれぞれ1台ずつ寄贈した。
 同社の車椅子贈呈は、平成2年から県内各自治体や団体などに対して継続して行われており、「地域社会と共に発展し地域に貢献する」という基本理念を基に贈呈された車椅子は、平成24年度までに延べ852台にのぼる。沖縄市には今回の2台を含め、延べ59台が寄贈されており、贈呈された車椅子は、地域福祉のために身体に障がいのある方や高齢者の方、傷病者の方に対する一時的な貸し出しなどに活用される。

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地域のために車椅子が寄贈された

戦没者の冥福と平和を祈る

美里地域とコザ地域で慰霊祭

 市は戦没者の御霊(みたま)を慰めるとともに、世界の恒久平和を誓い平和行政を推進しようと、11月11日に知花城跡慰霊の塔で美里地域慰霊祭、12日にこどもの国公園内慰霊の塔でコザ地域慰霊祭を行い、遺族や関係者が参列した。
 慰霊祭では参列者全員で黙祷(もくとう)を捧(ささ)げ焼香したほか、市遺族会の仲宗根義尚(なかそねよしなお)美里支部長や比嘉弘一(ひがひろいち)コザ支部長、桑江市長、普久原議長による追悼のことば、市平和大使による平和のメッセージが述べられ、戦争で命を奪われた方々の冥福を祈り、二度と戦争が繰り返されないよう恒久平和を誓った。

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戦没者の冥福と恒久平和を願い、手を合わせる参列者

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