沖縄市防災訓練実施

市全域で実践的な訓練が行われる

 沖縄市地域防災計画に基づき、大規模地震・大津波の発生を想定した実践的な訓練を行うことで防災体制の向上を図ろうと11月5日、平成26年度 沖縄市防災訓練が実施され、120団体の約11,800人が参加した。
 同訓練では「11月5日、午前10時30分に県全域で強い地震が観測され、3分後に大津波警報が発表された」と想定し、情報伝達、避難行動、要援護者支援、災害対策本部運営などの訓練が行われた。海岸に面する東部地域では、防災行政無線から大津波警報の発表が放送されると、津波時一時避難ビルや高台に避難する訓練が行われた。

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高台に向けて避難するこども達

うるま市と災害応援協定

災害時における相互応援に関する協定締結

 地震や津波などによる大規模災害が発生した際に、沖縄市とうるま市との間で一時避難場所の提供や災害情報の提供をはじめ、生活物資の供給や支援、緊急活動などの協力をより迅速に行うことを目的に「災害時における相互応援に関する協定」の調印式がうるま市役所で11月11日に行われた。
 調印式で島袋俊夫うるま市長は「災害時に市域を超えた地域連携体制がとれるようになる」と語り、桑江市長は「両市に暮らす市民の安全と安心を確保する意義深い協定である」と述べ、中部二大都市の災害時応援協定は、両 市のさらなる災害対策の強化につながる。

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協定書に調印した島袋うるま市長(右)と桑江沖縄市長(左)

市民の手できれいなまちを

クリーンデーin沖縄市

 地域の清掃活動を通して街の美化意識を高めてもらい、快適な生活環境と国際文化観光都市にふさわしい環境美化・保全を図るため、11月9日に「平成26年度 第19回クリーンデーin沖縄市」(沖縄市主催)が実施された。
 この日は各自治会が中心となり、こどもからお年寄りまで、大勢の市民が協力して各地域を清掃した。参加者はごみ袋を手に地域を巡回し、捨てられたごみを分別しながら回収した。回収したごみの量は、可燃ごみ3,730kg、不燃ごみ380kg、かん280kg、びん370kg、ペットボトル110kg の合計4,870kg。

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美東中学校の生徒も大勢参加し、ごみを拾い集めた

貴重な湿地環境を守っていこう

平成26年度 比屋根湿地・泡瀬護岸清掃

 比屋根湿地や泡瀬の護岸を清掃し良好な湿地環境と泡瀬の海を守る保全活動を通して、環境に対する意識の啓発を図ろうと10月19日に比屋根湿地・泡瀬護岸清掃が行われた。
 同清掃は、沖縄市と沖縄市東部海浜開発推進協議会の共催となっており、清掃には地元住民や比屋根自治会・泡瀬自治会、NPO団体、建設産業協議会のほか、市・県・国の職員ら約300人が参加し、湿地と護岸の清掃や不法投棄されたゴミの回収、湿地付近の除草などが行われ、可燃ゴミ約800キロ、不燃ゴミ約150キロ、かん・びん・ペットボトル約45キロの合計約995キロを回収した。

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比屋根湿地内のゴミを回収する参加者たち

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