沖縄市防災訓練実施
避難行動に重点 実践(じっせん)的な訓練が行われる
大規模地震・大津波の発生を想定し、実践的な訓練を行うことで災害に備え、市民の防災意識を高めようと、沖縄市全域を対象に9月4日、平成25年度沖縄市防災訓練が実施され
た。訓練には184の施設・機関・団体の約16,000人が参加した。
訓練は「9月4日午前10時に県全域で地震が観測され、3分後に大津波警報が発令された」と想定し、避難訓練や初期消火訓練、情報収集伝達訓練、避難所開設訓練などが行われたほか、市役所では大規模な災害への対応に備えるため災害対策本部の訓練も実施された。
海岸に面する東部地域の保育所や幼稚園、小中学校では、地震の発生を知らせる防災行政無線の放送が流れると机の下に身を隠し、大津波警報が発令されると津波時一時避難ビルや15m以上の高台に避難する訓練が行われた。
安慶田自主防災組織では車イスや即席担架による避難訓練のほか、
バケツリレーによる消火訓練も行われた。
津波時一時避難ビルへの避難訓練をする泡瀬小学校のこども達
全国大会でも金賞だ
美里中吹奏楽部全国大会出場決定
8月17日に福岡県で行われた第58回九州吹奏楽コンクールで美里中学校吹奏楽部が見事九州1位の成績を収め、10月26日に愛知県名古屋市で開催される第61回全日本吹奏楽コンクールへの出場が決定し、顧問と代表の生徒が9月13日に市役所を訪れ、東門市長に喜びの報告を行った。
顧問の横田裕一(よこたゆういち)先生が「今年のメンバーは演奏だけではなく普段の学校生活もすごく頑張っている。とてもしっかりしているので全国大会でも金賞を獲ってきます」と意気込みを語り、副キャプテンの幸地瞳(あきら)さんが「10年連続九州大会に出場できたことに部員一同感謝しています。これからも感謝の心を忘れずにみんなが笑顔になれる演奏をしたい」と支えてくれる周りの人への感謝を述べた。
部員一丸となって念願の全国大会金賞受賞を目指す。
満面の笑顔で全国大会出場決定の報告を行った美里中学校吹奏楽部のメンバー
畜産農家が自慢の家畜を披露
沖縄市畜産共進会開催
家畜の改良と畜産経営の発展に寄与することを目的に9月6日、沖縄市農民研修センター広場で第39回沖縄市畜産共進会が開催された。
共進会では市内の畜産農家が丹精を込めて育てた家畜55頭が肉用牛、乳用牛、山羊の3部門14種別に出品された。出品された家畜は、発育状態や体のバランスの良さなどが審査され、種別ごとに表彰された。さらに、各種別の優等に選ばれた中でも特に優良だった8頭には特別賞が贈られた。共進会には保育所の園児が招待され、間近で見る牛の迫力に驚きながらも興味津々な様子だった。また、会場にはひよこやうさぎ、アグーなどとふれあうことができる沖縄こどもの国のふれあい動物園も設置され、来場者を楽しませた。
飼い主に引かれ審査を受ける乳用牛