沖縄市大使に諸喜田さんが就任

ちゃんぷる〜沖縄市大使

 台湾沖縄県人会の会長などを務める諸喜田伸(しょきたしん)さんが「ちゃんぷる〜沖縄市大使」に就任し、8月31日に沖縄市コザ運動公園サブグラウンドで開催された「オリオンビアフェスタ2013」のステージで委嘱状が交付された。
 ちゃんぷる〜沖縄市大使は、市の良さと魅力を広く紹介することを目的に昨年度よりスタートし、これまで、プロバスケットボール選手の与那嶺翼(よなみねつばさ)選手と並里成(なみさとなりと)選手、琉球ゴールデンキングスの山内盛久(やまうちもりひさ)選手、お笑いコンビのガレッジセールが就任している。
 今回、委嘱を受けた諸喜田さんは、沖縄市出身。現在、台湾でオリオンビールの総代理店や県産品のアンテナショップを運営しながら台湾沖縄県人会の会長を務めており、大使就任を受け「頑張って沖縄市をピーアールしていきたい」と意気込みを語った。

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大使に就任した諸喜田伸さん(写真左)と島袋副市長(写真右)

移住先と沖縄のかけ橋に

海外移住者子弟が沖縄の文化を学ぶ

 平成25年度沖縄市海外移住者子弟研修生受入事業で日本語や沖縄の文化等を学ぶためペルー、ブラジル、アルゼンチンの3か国から3人の研修生が沖縄を訪れている。
 同事業は沖縄市出身の海外移住者子弟から優秀な人材を選抜し、沖縄の文化や日本の風習を学び、移住先の発展や国際交流、次世代への文化継承等に寄与する人材を育成することを目的に行われている。
 今年度の研修生は沖縄市出身の2世及び3世で、「仲間 フクハラ シンティア」さん(ペ ルー)、「宜志富 ファビオ あらがき」さん(ブラジル)、「座間味 メラニ ソフィア」さん(アルゼンチン)の3人。11月までの3か月間、県内にホームステイし、日本語や三線、琉球料理、琉球舞踊等を学ぶ。

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3か月間、沖縄の文化を学ぶ

こども達総勢100人による舞台

こども組踊 伝統文化を伝える

 沖縄市内で三線や琉舞を学ぶ3歳から高校3年生まで総勢約100人が出演した「こども組踊」(主催:沖縄市)が8月17日と18日の2日間、沖縄市民小劇場あしびなーで行われた。
 公演は総勢50人の三線、筝曲(そうきょく)、太鼓による「安波節(あはぶし)」の斉唱(せいしょう)で幕を開け、「かぎやで風」や「松竹梅(しょうちくばい)」などの鮮やかな踊りや、小さな子達が元気いっぱいに踊る「豊年(ほうねん)」などが次々と披露され、かわいらしい動きに会場中から拍手が沸き起こった。
 2部では組踊(くみうどぅい)の「執心鐘入(しゅうしんかねいり)」が披露され、きらびやかな衣装に身を包んだ出演者が、堂々と長ぜりふを披露した。
 迫力のある舞台は2日間とも立ち見が出るほど大盛況であった。

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総勢約50人による幕開け斉唱

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(左)鮮やかな松竹梅の踊り (右)執心鐘入の一場面

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