すてきな仲間達 108

太極拳愛好会

・太極拳で健康づくり・

▲太極拳愛好会のメンバー

▲太極拳の特徴である穏やかに流れるような動作

今回紹介するサークルは毎週水曜日に高原公民館のホールで太極拳による健康づくりに取り組んでいる「太極拳愛好会」（源河朝良(げんか あさよし)代表）。同会は沖縄県日中友好協会中部支部長の源河さんが太極拳を広めようと立ち上げたもの。

同会の活動は、まず、練習場所の掃除をすることからはじまる。ホールがきれいになると、ゆっくりと時間をかけてウォーミングアップを行う。ウォーミングアップでは、後ろ歩きや横歩きのほか、足を交差させたり、手足を高く上げたり、上体を動かしたりしながら歩き、身体を温める。ウォーミングアップが済むと、「イー、アル、サン、スー」と中国語のかけ声でストレッチを行う。身体がほぐれたところで、太極拳をはじめる。音楽に乗せ、全身の力を抜き、ゆったりと流れるような動きで身体を動かす。太極拳愛好会では、数多くの種類がある太極拳のうち、二十四式太極拳を行っている。二十四式太極拳は、中国が太極拳を国民に普及することを目的に制定したもので、名前のとおり二十四の動作で構成されている。入門用として練習されることが多く、日本でも最も普及している太極拳だ。太極拳は、ゆっくりとした全身運動で体幹や足腰の筋力が鍛えられバランスも良くなる。しかし、マスターするのが難しく、長年続けなければ一人前になれないという面も合わせ持っているとメンバーは話す。また、太極拳を続けていると若々しくなるそうで、メンバーを見てみると確かに皆、姿勢が良く若々しい。メンバーは「継続することが大切だが、動作をおぼえても家で一人でやっていては長く続かない。仲間がいると楽しくて続けられる」と話しており、源河代表は「私たちも指導者の域には達していないが、ひととおりの形を教えることはできるので、興味のある方はぜひ太極拳愛好会に足を運んでもらいたい。多くの方と一緒に楽しく健康づくりに取り組んでいきたい」と参加を呼びかけている。太極拳と健康づくりに興味のある方は同会を訪ねてみてはどうだろうか。

●太極拳愛好会ではメンバー募集中
対象／ウォーキング程度の運動ができる方
場所／高原公民館二階ホール
日時／毎週水曜日午前十時〜十一時
会費／月五百円
問合せ先／源河朝良(げんか あさよし)
電話番号／098-938-8731
入会を希望する方は直接おこしください。

職人のWAZA　Vol.83

〜沖縄市ブランド紹介コーナー〜(8)

市民のオススメ商品を選定する制度「コザチョイス」に、前年度、帯と着物の店我喜屋が制作している【帯タペストリー】が選定されました。今回はその、帯と着物の店我喜屋の我喜屋梨枝子さんにお話しを伺いました。

この帯タペストリーは、開店当時のオーナーが、夫が外国人ということもあり、タペストリーを飾る文化がある外国人に向けて、綺麗な着物の帯でタペストリーをつくろうと考案したものだそうです。現在は、我喜屋さんがお店を受け継ぎ、商品のデザインをアレンジしながら制作しています。我喜屋さんは「帯を��結ぶ″ことに、絆を繋ぐという意味を込めています。それぞれの家庭や親子の絆として大切に飾ってほしい」と話していました。

とても綺麗なインテリアで、大切な人へ想いを込めた贈り物としても喜ばれると思います。ぜひ、足を運んでみて下さい♪