色とりどりの花に春を感じる

沖縄こどもの国花まつり

多くの家族連れが花まつりを楽しんだ
▲多くの家族連れが花まつりを楽しんだ

沖縄こどもの国で二月二十三日から三月二十四日まで第四回沖縄こどもの国花まつり2013が開催された。

今年のテーマは「トロピカル」。園内を三万本の花で色とりどりに装飾し、訪れた来園者に一足早く春の訪れを感じさせた。

今年は、こどもの成長の記録や、家族の思い出のページに加えてもらおうと、会場内に多くの記念撮影スポットも用意された。

休日には多くの家族連れが来園し、平日も県内各地から保育園、幼稚園児が遠足で訪れ、咲き誇る色鮮やかな花々を存分に満喫した。

今年はお花のゾウの上に乗れるよ
▲今年はお花のゾウの上に乗れるよ

花の前で満面の笑顔
▲花の前で満面の笑顔

街に音楽があふれる

セントパトリックスデイ&かなでるパーク

テーマカラーのグリーンの衣装に身をつつみ行進する参加者
▲テーマカラーのグリーンの衣装に身をつつみ行進する参加者

国際交流を通して商店街を活性化させることを目的に「セントパトリックスデイ2013」が三月十六日、沖縄市中央パークアベニューで開かれた。「セントパトリックスデイ」はアイルランドにキリスト教を広めた偉人であるセント(聖)パトリックの命日を祝うお祭りで、アイルランド系の人々を中心に世界中で開催されている。

祭では、パークアベニューを中心にパレードが行われ、米軍のマーチングバンドや民族衣装に身をつつんだアイルランド系市民などが参加し行進した。このパレードの特徴はアイルランド系市民が演奏するバグパイプで、その特徴的な音色に観客は楽しそうに耳を傾けていた。

また、音楽イベントの「かなでるパーク」も同時に開催され、パークアベニューに九つのステージが設置された。イベントでは約四十組のミュージシャンがライブ演奏を披露し街は音楽一色に染まった。

沖縄市発 新しいエンターテイメント

(仮)なかのまちヤカラーズ始動

沖縄市から新しいエンターテイメントグループが誕生し、三月十七日、ゲート通り一帯で行われたMUSIX2013のがじゅまる広場ステージで初披露された。同グループは、沖縄市出身または在住の音楽アーティストを中心に構成され、沖縄音楽を現代風にアレンジし、創作ダンスやコミカルな芝居を取り入れた演出を行うパフォーマンス集団である。この日は、芭蕉布やてぃんさぐぬ花などの沖縄民謡を、ラテン太鼓やギターを使い現代風にアレンジした曲や、クラシックのパッヘルベルのカノンとかぎやで風をコラボさせた曲を披露した。ステージの最後にはメンバーがダンスを披露し、観客も一緒になって踊り盛り上がった。

同グループでは正式グループ名とメンバーを一般公募している。

ラテン太鼓などを使い沖縄民謡を現代風にアレンジした曲を披露した
▲ラテン太鼓などを使い沖縄民謡を現代風にアレンジした曲を披露した

交流で子育てを楽しもう!

いきいき子育て交流会

親子のふれあいと親同士の仲間づくりを図り、子育てを楽しく感じてもらおうと、二月二十八日に沖縄市民会館中ホールで「子育ては楽しく!!」をテーマに「平成二十四年度いきいき子育て交流会」が開催された。交流会では人形館てぃーによる人形劇「にっこり劇場」と市内子育てサークルによる「ふれあいたいむ」が行われ、約百三十人の親子らが参加した。人形劇では、なかよし二人組のほのぼのした劇や、かわいらいしい青虫の散歩、ライオンと女の子の知恵くらべの物語が披露された。劇が始まると、ざわついていたこども達は静まり返って見入り、物語が展開すると笑いや歓声が上がった。「ふれあいたいむ」では、市内子育てサークルの活動紹介や交流が行われた。その他「読んであげたい絵本紹介コーナー」も設置され、乳幼児におすすめの絵本が展示された。

たくさんの親子が参加し交流会を楽しんだ
▲たくさんの親子が参加し交流会を楽しんだ

公園を花でいっぱいに

ハイビスカス植樹祭

こども達も参加し、次々にハイビスカスを植えていった
▲こども達も参加し、次々にハイビスカスを植えていった

コザ運動公園で三月三日に第四回ハイビスカス植樹祭(沖縄市体育協会主催)が開催された。

植樹祭はスポーツや健康増進、憩いの場として広く市民に活用されているコザ運動公園を、市民の花であるハイビスカスで緑豊かな施設にしようと実施されているもの。五年かけてハイビスカスを約五千本植える計画となっており、平成二十二年から毎年約千本植えている。植樹には多くの協賛団体および企業から苗や寄付金が寄せられ、こどもからお年寄りまで幅広い植え付けボランティアによって今年は二百五十種類以上のハイビスカスが植えられた。そのほか、協力団体のふぇありぃ新体操教室のこども達がアトラクションで参加者を楽しませ、植樹後には、沖縄そばが振る舞われた。

様々な国の文化にふれる

沖縄市国際交流フェスティバル

ワシントン州シアトル桜まつりに出演する名護みのり筝三線研究会のこども達
▲ワシントン州シアトル桜まつりに出演する名護みのり筝三線研究会のこども達

世界の料理や踊り、芸能を堪能することができる「沖縄市国際交流フェスティバル」(沖縄市国際交流協会主催)が二月二十四日、プラザハウスショッピングセンターで開催された。今回で二十三回目。

同フェスティバルは外国人と市民の親睦を深め、市の国際化に寄与することを目的に開催されている。フェスティバルでは歌や三線演奏、琉球舞踊、ジャズアンサンブル、サルサ、インド舞踊、フラダンスなど、様々な国の多彩なステージが催され来場者を楽しませた。また、会場にはペルーや中国、台湾、トルコ等の家庭料理や郷土料理の店のほか、お茶席のコーナーが設けられ、お楽しみ抽選会も行われた。その他にも、国際色豊かな四十年前のコザ市や姉妹都市レイクウッド市の写真・資料の展示も行われ、来場者は興味深そうに見入っていた。

各国の料理を扱う店が並び来場者の舌を楽しませた
▲各国の料理を扱う店が並び来場者の舌を楽しませた

華やかなダンスのステージ
▲華やかなダンスのステージ