平成二十四年度 沖縄市市政懇談会

市民の生の声を直接聞き、市政に反映させる

―一人ひとりの貴重な意見をしっかり受け止める―

市民の貴重な意見を市政に反映させようと、市内三十七自治会を対象に市政懇談会が行われた。懇談会は十一月五日の越来中学校区を皮切りに各中学校区に分けて全八回の日程で実施された。

懇談会には市民の疑問や要望を直接聞こうと、東門市長をはじめ、島袋副市長、仲松教育長、川畑水道局長の市四役の他、各部長が出席した。

懇談会は、全八会場で二百四十九人の市民が参加し、活発な意見・要望等があがった。内容は「信号機や保安灯の設置」「道路の整備」「自治会の加入率を高めて欲しい」といった地域に密着した要望や、「公園や児童館を作って欲しい」「学校の設備を充実させて欲しい」といった教育関係の要望、「防災無線の充実」や「津波や台風など災害時の対応」など防災に関する質問・要望も多く、関心の高さがうかがえた。

各担当部局では、市民から寄せられた貴重な意見や要望をしっかり受け止め、今後の市政運営に反映させていく。また、各会場で回答を行ってきたが、その場で即答できなかった要望や質問については、今後各部局で検討し、迅速に問題解決を図っていく。

市の四役が出席し、市民の声を拝聴した
▲市の四役が出席し、市民の声を拝聴した

住みよいまちにするための意見、要望が出された
▲住みよいまちにするための意見、要望が出された

各中学校区で行われた市政懇談会では、毎回活発な意見があがった
▲各中学校区で行われた市政懇談会では、毎回活発な意見があがった

各部長も出席し、質疑応答が行われた
▲各部長も出席し、質疑応答が行われた

多くの地域住民が参加した
▲多くの地域住民が参加した

地域の抱える問題を改善しようと時には熱くなる場面も

地域の抱える問題を改善しようと時には熱くなる場面も

▲地域の抱える問題を改善しようと時には熱くなる場面も
市民の想いに応えようと部長達も真剣になって取り組んだ
▲市民の想いに応えようと部長達も真剣になって取り組んだ

小学生から一般まで街中で演奏

プロムナードコンサート

市内の小・中学校、高等学校、一般の吹奏楽団が演奏を披露する「プロムナードコンサート」(沖縄商工会議所主催)がコザ・ミュージックタウンや商店街などで、九月から十二月まで、毎月第二・第四土曜日に開催されている。

十月十三日にプラザハウスショッピングセンターで催されたコンサートには高原小、中の町小、安慶田中、山内中が出演。定番のクラシック曲のほか、アニメや映画のテーマ曲、ディズニーメドレーなどバラエティに富んだ曲目を披露した。今年度、市内の学校は数々の吹奏楽コンクールで賞を受けており、会場には多くの観客が集まっている。(入場無料)

息の合った中の町小学校の演奏
▲息の合った中の町小学校の演奏

ジャズを心ゆくまで

JAZZ de NIGHT

練習の成果を披露する小学生バンド
▲練習の成果を披露する小学生バンド

ミュージックタウン音市場で十月二十日に「JAZZ de NIGHT」(沖縄市・ミュージックタウン音市場・沖縄JAZZ協会中部支部主催)が催された。イベントは十月二十二日の「ジャズの日」にちなんで行われたもの。

コンサートには、若手からベテランのバンド四組のほか、この日に向けてジャズ・ワークショップで練習を重ねてきた小学生バンドの合計五組が出演。会場にはジャズファンや保護者等多くの観客が集まり、ジャズを楽しんだ。演奏を終えた小学生バンド副リーダーの吉田琉哉君は「むずかしいところもあったが、上手く演奏できた」と感想を話した。

築こう、心ふれあうまちづくり

ハートフルデイケア展

精神保健福祉活動の紹介と発展、普及啓発を目的に第十八回沖縄市ハートフルデイケア展が、十一月八、九日に、市役所一階市民ホールで開催された。オープニングセレモニーでは、各参加団体による手話ソング「野に咲く花のように」が披露され、集まった観客からは温かい拍手が送られていた。また、お昼時間にはランチタイムコンサートも行われた。同展には、地域活動支援センターおきなわや医療機関などが参加し、デイケア利用者の絵画・書道などを展示した「ちむぐくる作品コーナー」やハーブティーと手作りおやつでひと休みができる「やすらぎコーナー」などが設置され、多くの人でにぎわった。

シーサー作り体験をする胡屋保育園の園児達
▲シーサー作り体験をする胡屋保育園の園児達

地域で大音楽イベント

第一回 ももやま通り音楽祭

童謡を披露する「しゃぼん玉」のメンバー
▲童謡を披露する「しゃぼん玉」のメンバー

南桃原のイベント広場で十一月四日に「第一回ももやま通り音楽祭」(同実行委員会主催)が開催された。

イベントは音楽のジャンルや老若男女を問わず、広く地域住民の参加を呼び掛けて行われたもので、吹奏楽や合唱、バンドのライブなど身近な音楽から、詩吟やオカリナ演奏などの普段聞く機会が少ない音楽まで、四十を越えるプログラムが組まれ、開催時間が十時間にもおよぶ大きな催しとなった。しかし、この日は午後から、あいにくの雨天で、夕方には大雨となり中止に。全プログラムを披露することは出来なかったが、会場に集まった観客は出演者と共に様々な音楽を楽しんだ。