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明るい声が響き渡った

市役所ハロウィン

こども達が仮装をして家々を訪ね、お菓子くれなきゃいたずらするぞ~と歩き回る欧米のお祭り、ハロウィンにちなみ、園児達が市役所を訪れた。

十月三十一日のハロウィン当日、市内の認可保育園の園児総勢三百五十人が、魔女や琉神マブヤー、バットマンに鬼太郎など、さまざまな仮装をして市役所内を元気いっぱい歩き回り、職員に「トリック・オア・トリート、お菓子くれなきゃいたずらするぞ~」と声をかけ、用意されていたお菓子をうれしそうにもらっていた。市役所一、二階のフロアーでは、たくさんの園児たちの明るい声が響き渡っていた。

トリック・オア・トリート!元気いっぱいの園児たち
▲トリック・オア・トリート!元気いっぱいの園児たち

職員が一丸となって取り組む

国保料収納率向上対策本部設置

市は国民健康保険料の収納率の向上を目的に「沖縄市国民健康保険料収納率向上対策本部」を設置し、10月31日に市役所正面玄関前でセレモニーを行った。

国民健康保険課の職員は10月から来年の5月まで、健康福祉部の職員と連携し、夜間・休日訪問を実施する。また、催告に応じない世帯に対する滞納処分(財産の差押)の強化や多重債務者の支援も行う。その他にも、市役所の開庁時間に窓口を訪れるのが困難な市民のために毎週水曜日(祝祭日・年末年始を除く)は午後八時まで夜間窓口を開設しており、納付相談や納付機会の拡大を図っている。

がんばろう三唱を行う職員達
▲がんばろう三唱を行う職員達

戦没者の安らかな眠りを願う

美里地域慰霊祭

平成二十四年度美里地域慰霊祭が十月三十日、知花城跡慰霊の塔で遺族、関係者参列のもと行われた。

式典では、沖縄市遺族会美里支部長の仲宗根義尚さんが、「戦争から六十七年もたったが、私たち遺族にとっては昨日の事のように鮮明で今でも苦しい日々である」と語り、沖縄市平和大使の宮里中学校、與那城心さんは「戦争で沖縄の住民は、財産、文化など多くのものを失い苦しんだ。悲惨な戦争を生き抜いた人達は、あたりまえに生活できることを望んだはずだ。今の平和を大事に守り続ける努力をしていきたい」と恒久平和への誓いを語った。

3本の優勝旗を持って喜びの報告に訪れた美東中学校の選手達
▲戦没者の安らかな眠りと恒久平和を祈念する参列者

減災・防災ガイドブック寄贈

県建設業協会・県建設産業団体連合会

沖縄県建設業協会と沖縄県建設産業団体連合会は9月1日の「防災の日」に、災害に対しての備えや対処法をまとめた「減災・防災ガイドブック」を発行した。10月12日に同協会中部支部の手登根明支部長らが沖縄市役所を訪れ、市民の防災意識の向上に役立てて欲しいと、ガイドブックを寄贈した。市の神里総務部長は「東日本大震災後、市でも海抜表示や学校での防災教育等に取り組んでいるが、行政だけでは防災は成り立たない。このガイドブックを配布することで市民の防災意識の高まりが期待できる」と話した。ガイドブックの発行部数は10万部で、県内に広く配布される。

沖縄市には5,600部の「減災・防災ガイドブック」が寄贈された
▲沖縄市には5,600部の「減災・防災ガイドブック」が寄贈された