話題

交流を楽しみ友情を育む

沖縄市米沢市小学生交流事業

 毎年夏と冬に沖縄市と米沢市の小学生が相互に行き来し交流している「沖縄市米沢市小学生交流事業」の夏季交流が七月十五日から十八日の日程で行われた。今回米沢市から八人の児童と教師・保護者が訪れ、美ら海水族館・首里城・南部戦跡の見学や、ホームステイ、海水浴等を通して沖縄市の児童と交流した。三日目にかりゆし園で開かれた「ふれあい会」では、児童らの創作エイサーや花笠音頭等が披露された他、夕食には保護者の手作りデザートも振る舞われ、最後は全員でカチャーシーを踊り大いに楽しんだ。冬には沖縄市の児童が米沢市を訪ねる。

かりゆし園で開かれたふれあい会を楽しむ児童達
▲かりゆし園で開かれたふれあい会を楽しむ児童達

地域の魅力を発掘しよう

第2回沖縄感性・文化産業シンポジウム

 音楽や芸能、ファッションや芸術などを活かした新たな産業の創出、商品やサービスの付加価値の向上、まちづくりの可能性を話し合う「第2回沖縄感性・文化産業シンポジウム」が7月16日ミュージックタウンで開催された。シンポジウムでは、地域がすでに持っている魅力的な文化や風景などの資源を改めて発掘・発信する必要性や、若者や市民による新たな文化・芸術の創造やまちづくりの取り組みを地域全体が寛容な姿勢で後押しすることが重要だと指摘された。また、行政の支援も新規事業者だけではなく、すでに一定のファンや顧客がいる事業者にも行えば新たな事業展開や飛躍に結びつくのではないか、といった提言などがなされた。

音楽・芸能・ファッション・芸術などを活かした産業振興の可能性を話し合った
▲音楽・芸能・ファッション・芸術などを活かした産業振興の可能性を話し合った

「国の登録文化財」登録記念展示

沖縄市立ふるさと園でオープニング式典

 沖縄市立ふるさと園旧久場家住宅母屋、旧久場家住宅ヒンプン、旧平田家住宅マチフールが国の登録文化財に登録されたことを受け、七月二十二日から八月二十八日の期間、郷土博物館とふるさと園で登録記念展示が行われた。

 七月二十一日にはふるさと園でオープニング式典が行われ、ていらぬふぁーわらべ歌会の子供達が沖縄のわらべ歌を披露した。旧久場家母屋は木造平屋赤瓦ぶきで、裕福な農家の住居であった。現在も柱や梁に沖縄戦の銃弾の跡が残り歴史を感じさせる。期間中、郷土博物館では資料展も開催された。

旧久場家母屋の前で元気よくわらべ歌を披露する子供達
▲旧久場家母屋の前で元気よくわらべ歌を披露する子供達

7月15日はマンゴーの日

JA沖縄美里支店果樹生産部会よりマンゴー贈呈

 マンゴーの日の7月15日、JA沖縄美里支店果樹生産部会の仲宗根会長らが収穫時期を迎えたマンゴーのPRのため東門市長を訪ね、収穫したばかりの最高級マンゴーを贈呈した。今年、中部地区では97トンのマンゴーが収穫され、そのうち45トンは美里地区で生産された。現在、市内には35の部会員がおり、近年では若いマンゴー農家が増えてきている。仲宗根会長は「マンゴーを育てるのは大変だが、始めは小さな実が日々大きくきれいな色に成長していくのが楽しみ。沖縄市は県認定の拠点産地にもなっているので頑張っていきたい」と話した。

今年もおいしいマンゴーができました
▲今年もおいしいマンゴーができました