「ダイエットってなかなか続かない」「楽しみながらやせたい」

仲間と一緒に健康づくりに取り組もう

二百人が参加―琉球ビクス体操・ウォーキングで汗を流す

 気軽に楽しく運動体験をすることにより、日常に運動を取り入れるきっかけをつくってもらおうと七月二十四日、県総合運動公園レクドームで「3cm3kg減らそうチャレンジ活動」開始セレモニーが行われた。
 同セレモニーは、「3cm3kg減らそうチャレンジ活動」への市民参加を盛り上げて生活習慣の改善を図ることや、特定健診の紹介、健康受診の呼びかけなどを目的としている。セレモニーで島袋副市長は「無理をせず自分に合った方法で仲間と一緒に楽しく健康づくりに取り組んでほしい」とあいさつ。崎山八郎中部福祉保健所長は「仲間と楽しみながら参加して健康づくりの輪を広げてほしい」とあいさつした。この後「自分の立てた目標を三ケ月間継続して行います」「一人ひとりが一日、一〇〇〇歩多く歩きます」と高らかにチャレンジ活動を宣言した。
 開始宣言終了後には、参加者全員で琉球舞踊やエイサーの動きを取り入れた体操「琉球ビクス」(大田礼子講師)で体を動かしたり市体育指導員によるウォーキング講習会が行われ、正しい歩き方で効果的なウォーキング方法が紹介された。

色とりどりの吹流し
▲実技を交えながら正しい
ウォーキングについての講習会が行われた

色とりどりの吹流し
▲琉球舞踊を取り入れた「琉球ビクス」体操を指導する講師の大田礼子さん

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太陽が三日月みたいになった!

世紀の天体ショーに参加者から歓声

―科学体験プログラム事業 日食観測会―

 国内で四十六年ぶりに見られた皆既日食。沖縄市でも九十三%の食が観測できるとあり、その様子を観測しようと七月二十二日、観測会(主催・沖縄市教育委員会)がこどもの国で開かれ、大勢の親子連れが参加した。
 午前九時三十二分、日食開始。観測用グラスを目にあてた人々が見守る中、太陽がどんどん形を変えていく。最大の食を迎えた午前十時五十四分、参加者からは「太陽が細い」「三日月みたい」と歓声がわきおこる。周りも薄暗くなり、観測前三十三度あった気温も二十九.五度まで低下、コウモリが活発に動き、蝉も鳴きやむなど動物にも変化が見られた。参加者たちは日食観測を通して壮大な宇宙の営みを感じ取っていたようだ。国内で次回皆既日食が見られるのは二十六年後という。


▲刻々と姿を変える太陽の様子を観測する参加者たち

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五カ国を歴訪、沖縄の古典音楽を発信

文化庁文化交流使喜瀬慎仁さん

 日本の文化芸能を海外で広める「2009年度文化庁文化交流使」に選ばれた野村流古典音楽保存会師範の喜瀬慎仁さんが、七月三十日、市役所を訪れ、出発にあたっての抱負を市長に伝えた。文化交流使に選ばれたのは全国で三人、沖縄古典音楽の分野で選ばれたのは喜瀬さんが初めて。
 喜瀬さんは八月一日から半年間、フィリピン、中国、フランス、ドイツ、イギリスの五カ国を訪ね、各地の大学などで歌や三線の講座を開き沖縄の古典音楽を発信する。
 「長年沖縄の古典音楽に携わってきた。人生の集大成の仕事と思って頑張りたい」と挨拶。東門市長は「国内で三人しかいない文化交流使に市出身者が選ばれたのは市の誇り。沖縄の素晴らしい音楽文化を伝えてください」と激励した。


▲今後半年間、各国を歴訪し沖縄の古典音楽を
発信する喜瀬さん

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