2009年平和月間スタート

平和の尊さと生命の大切さを後世へ伝えていこう

[平和のメッセージ あなたから世界へ!]

 「平和のメッセージ あなたから世界へ!」をスローガンに、平和の尊さと生命の大切さを次世代へ継承していこうと二〇〇九年沖縄市平和月間開始セレモニーが七月三十一日市役所一階市民ホールで行われた。
 市では九月七日を「市民平和の日」と定め、毎年八月一日から九月七日までを「平和月間」とし、その期間市民や団体による自主運営での賛同企画の開催や市が主催するさまざまな平和月間事業を展開していく。
 セレモニーで島袋副市長(代読)は「戦争体験者が高齢化し、記憶も薄れつつある中、私たちに求められていることは、戦争の真実を風化させてはいけない特に次代を担うこどもたちに正しい歴史認識に基づいた平和教育が最も大切であり、一人ひとりが同じ目標に向かって、ここ沖縄市から平和を広く発信して行きましょう」と平和月間の開始を宣言した。平和大使を代表して金城皓己さん(美東中二年)が「原爆や戦争の悲惨さと平和の大切さについて学び、学校や地域の仲間達に伝えていきたい」と述べ、島袋幸司さん(市青年団協議会)は「二度と起こしてはいけない戦争や平和を愛する心、郷土への愛をいつまでも後世に伝えていきたい」と決意を発表した。その後会場では、混声合唱団「くねんぼ」によるミニコンサートが行われ会場には大きな拍手が送られた。


▲「こどものまち宣言」を合唱する平和大使の皆さん

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中学校総合体育大会で好成績

コザ中から3競技が九州大会へ

剣道・バスケ男女・新体操

 七月に行われた「第三十六回県中学校総合体育大会」で剣道、バスケットボール、新体操の三競技で優秀な成績を収め、それぞれの種目で九州大会への派遣が決まったコザ中学校(米須良成校長)の生徒たちが七月三十日、眞榮城教育長を訪ね喜びの報告を行った。
 剣道部男子団体と男子バスケット部が優勝、女子バスケット部と新体操部女子が準優勝と見事な成績で大会を終え八月からの九州大会へと出発する。
 生徒たちは「県代表としてベストを尽くし一つでも上位を目指したい」「チーム一丸となって良い結果が残せるよう頑張ります」と大会への意気込みを語った。眞榮城教育長は「きびしい練習に耐えた結果だと思う。地域の人や父母、学校の先生達に感謝してチームワークを大切にそれぞれの競技でベストを尽くし九州大会でも存分に力を発揮して下さい」と激励した。


▲剣道、バスケットボール男女、新体操の3競技で九州大会に
派遣されるコザ中学の選手たち

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いつまでも元気な「こどもの国」でいて!

〜こどもたちに愛と夢を、動物たちにやさしさを〜
カラオケ学校「なかまたち」がこどもの国へ寄付金贈呈

 「歌や踊りの芸能を通して社会に奉仕する」をモットーに活動している、カラオケ学校「なかまたち」の中みちる代表が七月二十九日、沖縄こども未来ゾーン運営財団(東門美津子理事長)へ寄付金を贈呈した。
 六月二十一日沖縄市民小劇場あしびなーで開催された第十回沖縄こどもの国支援チャリティーコンサート「唄うなかまたちの歌謡ショー」の収益金をこどもたちのために役立ててほしいと寄付したもので、今年で十回目。
 代表の中みちるさんは「こどもたちに愛と夢を、動物たちにやさしさを」を合言葉にこれからもこどもの国を支援していきたい」とあいさつ。東門理事長は「心から感謝している。子どもたちに夢と希望が与えられるような事業に活用したい」とお礼を述べた。


▲代表の中みちるさんから東門理事長へ寄付金が贈呈された

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みんなでなくそう交通事故

交通ルールとマナーを守ることが大切

「夏の交通安全県民運動出発式」

 広く市民に交通安全運動をアピールすることにより、交通安全意識の高揚と交通事故防止の徹底を図ることを目的に七月十五日、市営野球場前広場で「夏の交通安全県民運動出発式」が行われた。
 県内では依然として飲酒運転事故の割合が全国一高いことから野外等において飲酒する機会が増えるこれからの夏に向け、市民総ぐるみの運動を積極的に展開し家庭、地域、職場において人命尊重の理念をベースとし「人命はすべてに優先する」を基本に、これまで以上に徹底した運動を推進していく。
 東門美津子市交通安全推進協議会会長は「この運動を通して広く県民に交通ルールとマナーを守ることの大切さを考えて交通事故のない安全な社会づくりにつなげたい」と訴えた。


▲市営野球場からミュージックタウンまで交通安全を訴える街頭パレードが行われた

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 県中学校総合体育大会で優勝

美東中・五競技で九州大会へ

 バレー女子・水泳・空手・ラグビー・体操

 九州・全国大会出場を目指し七月から県内各地で熱戦が繰り広げられた「第三十六回県中学校総合体育大会」で活躍した美東中学校(神谷稔校長)の生徒たちが七月三十一日、眞榮城教育長を訪ね喜びの優勝報告を行った。
 同中学校では女子バレーボール部・水泳(個人)・空手部・ラグビー部・体操(個人)の五競技で優勝と素晴らしい成績を収め、中でも空手(団体形)は大会四連覇を達成し同個人種目でも見事優勝。それぞれの競技で八月から始まる九州大会の出場権を勝ち取った。
 選手たちは「自分たちの力を出し切って一戦一戦がんばります」「県代表として良い結果が残せるようがんばります」と意気込みを語った。眞榮城教育長は「日頃の練習の成果が発揮できれば良い結果が残せると思う。チームワークを大事に頑張って下さい」とエールを送った。


▲バレー女子、水泳、空手、ラグビー、体操で
九州大会への派遣が決まった美東中の選手たち

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どんな遊びをするの?どんな食べ物を食べるの?どんな言葉を話すの?

隣の外国人について学んでみよう
「親子わかリッカ講座」を開催

 さまざまな異国文化を学びながらお互い尊重することによって相互理解の推進を図ることを目的に、夏休みの特別企画として「親子わかリッカ講座」が八月十一日、市福祉文化プラザで行われた。県が提唱している「おきなわ多文化共生推進指針」を受け、今回、市でも外国人居住者が多いことから異文化の紹介を採り上げた。
 講座には約三十人の親子が参加、県内の外国人の状況や県国際交流員の内田グロリアさん(ペルー出身)とアンダーソン・マシューさん(アメリカ出身)が講師となりそれぞれの国の伝統文化、遊び、食べ物、民族衣装、歌や踊りなどをわかりやすく紹介した。特に参加者全員でペルーのダンス(サルサやメレンゲ)を踊ったりアメリカのゲーム(ダック・ダックグース)で楽しむこどもたちの歓声が会場いっぱいに聞こえた。親子で参加した比屋根在住の佐藤さんは「ゲームを交えながら楽しかった。こういう講座をもっと増やしてほしい」と感想を述べた。


▲「グロリア先生指導の下、ペルーの
ダンスを楽しく踊る参加者の親子


▲「ワーイつかまえるぞ」とアメリカのゲームで遊ぶこどもたち

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