更新日:2022年3月1日
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ツヤツヤの葉に、鮮やかな黄色の花。最近咲いているのをよく見かける花です。名前を調べてみると、ターネラ・ウルミフォリア(Turnera ulmifolia)ということがわかりました。花がきれいなので、鉢植えにして育てられていたようです。
ターネラはもともとはメキシコなど中南米が原産で、あたたかい沖縄では野外でも一年中育つことができます。沖縄の植物図鑑にはのっていないので、最近になって逃げだした外来植物だと考えられます。こういった育てていた草が逃げ出して外来植物になる例も多く、注意が必要です。
2016年12月14日
沖縄市で撮影
(2016年5月27日更新)
とても小さな草で、地面をよ~く観察しないとみつかりませんが、ふちが白く、真ん中が黄色のかわいい花をしています。沖縄にはもともといなかった外来種で、踏みつけにつよく、どんどん分布を拡大しています。沖縄市では公園や校庭、林のふちなど、いたるところで目にします。
(2016年9月5日更新)
沖縄市で一番よく見る大きなバッタは、タイワンツチイナゴでしょう。草むらに入ると赤いはねを広げてバサバサバサッと飛んでいく成虫を、一年中見ることができます。こども達には「とのさまばった」と呼ばれていますが、並べてみると全然違います。
本物のトノサマバッタも沖縄市にすんでいますが、少ないです。むしろトノサマバッタによく似たクルマバッタのほうがよく見られます。タイワンツチイナゴにそっくりな、ツチイナゴという種類もいます。よく似ていますが、ツチイナゴの方が毛深く、複眼や胸の模様も違うので区別ができます。これから増えてくる大きなバッタ、ぜひその違いにも注目しながら追いかけてみてください。
←タイワンツチイナゴ
クルマバッタ
ツチイナゴ
(2016年6月20日更新)
「ハイ!チーズ!」と、カメラに向かってポーズを決めてくれているようですが、目立ちたがり屋なのではありません。カマキリの仲間は、なにか危険を感じたりすると、カマを体の横に広げて威嚇(いかく)のポーズをとります。なかでもこのハラビロカマキリはよく威嚇をする種類で、口もひんむいて中の黒い色を見せつけて、恐ろしげです。このポーズだと、ふだんなかなか見えない、カマの内側の黄色い模様もはっきり見えますね。
2016年4月29日
読谷村で撮影
(2016年5月27日更新)
11月から4月くらいまで、わりと長い間咲いている小さな花です。花壇に植えたりするパンジーと同じ、スミレのなかまです。パンジーのような派手さはありませんが、澄んだ紫色が美しいですね。街路樹の下や、公園など、身近な場所でもよく見かけます。足をとめて、眺めてみてください。種におもしろい性質があるので、種を見かけたらまた紹介しますね。
2016年2月10日
北谷町桃原で撮影
(2016年4月18日更新)
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