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◆ 広報おきなわ(No354) 12月号



特集・「百年の眠りから甦る
知花花織」

ここが聞きたい知花花織
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表  紙

一枚の布

今から約百年前に眠りについた一つの伝統文化があった。
一枚の布
この布は村の女性たちが旧暦の八月十五日に行うウスデーク(臼太鼓)の衣裳や、男性が競う馬乗競争の衣裳など、村祭りの晴着として使用されていた、しかし第一次、第二次と二度の大戦などで織物技術の継承や衣裳の着用が途絶えてしまった。

永い眠りについた一枚の布。そして百年目。二十一世紀の初頭、何一つ保存されず、消え果てた
一枚の布に一人の若者の手が触れた。
 知花花織・・・・・・・。

沖縄市内には、織物、木工、陶芸、三線、太鼓、竹細工など優れた工芸品が数多くある。

市では今、これからの工芸品をまちづくりに生かそうと工芸による産業振興に取り組んでいる。

市では一度途絶えた染織文化の復元、復興を目指し、新たな地域文化産業の創出を図ろうと二〇〇〇年八月に「知花花織復元作業所」を開所した。

復元作業所で試作を重ね、沖縄工芸ふれあい広場や市産業まつりへの出展、さらに技術を磨き、二〇〇二年の第一回市工芸フェアで一般販売をスタートさせた。地域の伝統文化が産業となり、今後のまちづくりへの核となりえるか。街の活性化へ、新たな産業創出へ向け動き出した知花花織へスポットをあて、今月号は「甦る伝統の花織・知花花織」をあらゆる角度から考えてみたい。

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