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◆ 広報おきなわ(No350) 8月号

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夢プラザオープン
 安い市特産品を消費者に提供しようと、沖縄市観光物産センター「夢プラザおきなわ」が七月一日、コリンザ二階にオープンした。
 同センターは地場産品の販路の拡大と製造業者の育成を図るとともに、地場産品を一堂に集め、広く市県民に紹介し、市産品に対する消費者の意識を高め、地域活性化に貢献することを目的としている。
 これまで約六カ月間の期間開設を行っていたが今回から初の常設営業となる。
 物産センターは店舗面積が三十坪で市物産振興会(武原盛康)に加盟する約五十の業者が健康食品、サマーウェア、泡盛、お菓子、工芸品、シーサー、パパイヤ、沖縄そばなど多彩な特産品が所狭しと並ぶ。
 オープニングセレモニーには比屋根清一市物産振興会顧問、仲宗根市長、浜比嘉市議会議長、ら多くの関係者が出席した。
 武原会長は「地域の主婦のアイデア商品や生活改善グループの商品なども特別会員として参加させ、あらゆる手法で盛り上げていきたい」と話した。
 仲宗根市長は「本センターが開設されたことは市・県民や観光客の方にも市の地場産品をじかに見て、触れて、肌で感じてもらい、市産品の素晴らしさを実感して、愛用してもらえるものと期待している」とあいさつ。
 同センターの営業時間は午前十時から午後九時まで。
▲ 市内の特産品を一堂に並べた市観光物産センター「夢プラザおきなわ」
▲ 開設を祝って関係者でテープカットが行われた

▲ 表彰状を手にする奨励賞の諸見さん、大賞の上原さん、優秀賞の山城さん(左から)
 県内児童文学の登竜門として定着してきた第十二回「ふくふく童話大賞」(主催・市社会福祉協議会)の表彰式が六月二十日、市社会福祉センターで開かれた。
 表彰されたのは、大賞に選ばれた上原利彦さん(四十七)=本部町「気がつけばラブレター」、優秀賞の山城勝さん(四十六)=北中村「ウソ発見器」、奨励賞の諸見志津子さん(四十二)=那覇市「金色のヘビ」で比嘉憲秀社協会長から賞状、賞金、賞牌(しょうはい)が贈られた。(大賞十万円、優秀賞三万円、奨励賞一万円)。
 審査委員長の嶋津与志(作家)さんは「年々増加の傾向でレベルも向上している。初応募が多く、テーマもスタイルも従来のカラをやぶった作品が多かった。
 大賞に輝いた上原さんの作品は少年のあわい恋ごころをたんたんと書き進めながらも余韻がのこる構成は力量を感じさせる。日常的な素材にメリハリを利かせ、ナイーブに描いたところが新鮮でよかった」と講評した。
 大賞を受賞した上原さんは初の挑戦で「これからの子供たちはラブレターもEメールで送るのかなと考えたのが執筆のきっかけ」と話し、「子供たちに読んでもらいたい気持から難しい言葉やテーマはすべて排除した。楽しく書けました」と喜びの言葉を述べた。

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