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◆ 広報おきなわ(No350) 8月号

第20回福祉まつり
自動販売機が美術館に 他
市観光物産センター開設 他
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 景観美化と障害者に対する社会意識の啓発を目的とした「街角美術館」がこのほどスタートした。同美術館は傷害を持つ子どもたちの社会参画を促すため、授産施設などに通っている子どもたちが描いた絵画やイラストを街の自動販売機に展示し、街行く人々の目を楽しませるとともに子どもたちに展示の場を提供しようというもの。
▲自販機に展示された作品(下の絵)「街角美術館」は障害者に対する社会意識の啓発を目的としている。
 大きな可能性を秘めた子どもたち。とりわけ障害を持つ子どもたちの隠れた才能を発揮する発表の場として、このほど街角にある自動販売機のスペースを活用した街角美術館が始まった。
 一番街を中心に、パークアベニュー通り、空港通り、くすの通りに設置された自動販売機に県内の著名な芸術家の作品へのコメントと併せて展示されている。また、街角美術館の自動販売機には、県内ではじめて商品を案内する点字シールが貼られることになった。これまで、視覚に障害を持つ市民の方々には、普段の生活において自動販売機の利用に不自由な面があったが、今後は市の障害者福祉計画にそった沖縄市初の事業として、市内から市外へ順次整備を図っていく予定。
 同計画を進めているのは、NPO法人バリアフリーネットワーク会議(小浜哲理事長)のメンバー。現在、約六十台の自動販売機に展示をしており、今後県内の自動販売機三百台に作品を展示する予定。現在、作品は約百点ほど集まっている。
市民の方々へのお願い
 街角で、販売機の前に立つ視覚に障害を持つ方を見かけたら、点字プレートが張られていることを教えてあげてください。しかし、視覚に障害を持つ方すべての人が点字を読めるわけではありません。そのときは、少しだけあなたの優しさで機械を操作してあげて下さい。


▲ 仲宗根市長に全国大会出場を報告する選手ら
 全国大会出場の切符を手にした中部商業高校陸上競技部の選手らと沖縄アンテロープ陸上クラブの選手らが全国出場の報告をと七月十日、市役所に仲宗根市長を訪ねた。
 中部商の三人は市内の中学校出身で長崎県で開催される全国高校総体に、小学生五人は東京で開催の全国小学生陸上競技交流大会に出場する。
 仲宗根市長は「すばらしい活躍で最大の名誉である。学校にとっても市にとっても誇りである。将来は日本を代表するアスリートを目指して下さい」と激励。渡嘉敷直勝教育長も「すばらしい成績を期待する」と話した。
 表敬したのは中部商やり投げの内間陽政、走り高跳びの志村理美、志村さんは長崎ゆめの総体の旗手を努める。百メートルリレーの知念玲亜。アンテロープの比嘉亜理沙、松本恵理挂、仲本結実、玉城里奈、仲村阿子(敬称略)。又、知念信勝中部商監督と幸良英勝アンテロープ監督も同席した。やり投げの記録は47M93、走り高跳びは1M70cm。それぞれが自己の記録更新を目指す。

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