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◆ 広報おきなわ7月号(No.409)

創意工夫した味噌づくりが評価される

知念美智子さんが文部科学大臣賞を受賞

▲創意工夫した味噌づくりで表彰を受けた知念美智子さん(中)
 優れた創意工夫により、職域における科学技術の進歩又は改良に寄与した個人・グループに贈られる文部科学大臣表彰「創意工夫功労者賞」で、味噌とその製造方法の考案が高く評価され受賞した沖縄薬膳みそ株式会社代表取締役の知念美智子さんが五月十九日、市長を訪ね受賞の報告をした。アミノ酸をはじめとした多くの成分が他の味噌より上回っているのが特徴で、知念さんは「みそを研究して二十四年。家庭でも簡単にできるみそを作ろうと研究してきた。料理教室などで作り方を伝えていきたい」と喜びを語った。

匠の技で芸の奥深さにふれる

美東中で古典芸能鑑賞会

▲人間国宝島袋正雄さん(右から二人目)と生
徒たちが共演した「かぎやで風」
 国指定重要無形文化財琉球古典音楽保持者(人間国宝)の島袋正雄さんを招いた古典芸能鑑賞会が5月27日、美東中学校で行われ、生徒たちは島袋さんの格調高い古典音楽の調べを堪能した。同鑑賞会は、生徒に優れた芸術を鑑賞する機会を与え、文化意識を高めて豊かな創造性を育むことを目的としている。舞台では、島袋さんの三線に合わせて琉舞道場に通う生徒たちが舞踊を舞うなど人間国宝との共演を楽しんだ。島袋さんは歌詞の意味を丁寧に説明しながら、琉球古典音楽の奥深さと魅力を紹介した。

伝統芸能の継承へ役立てて

比屋根小学校へ太鼓を寄贈

▲眞榮城教育長へ太鼓(目録)を手渡す新崎松雄さん(左から3人目)
 沖縄の伝統芸能の継承に役立てて?。新崎太鼓三味線店(新崎松雄代表)は六月二日、市教育長を訪ね長胴太鼓二張りとパーランクー五十個を今年の四月に開校した比屋根小学校(上間順一校長)へ寄贈した。新崎さんは「日頃から地域の皆様にはお世話になっているので寄贈した。教育の現場で役立てて欲しい」と述べ太鼓(目録)を贈呈。眞榮城教育長は「学校教育活動の充実に役立てたい」とお礼を述べ感謝状を手渡した。上間校長は「運動会や音楽の授業など子どもたちの教育に活用したい」と感謝した。

チームワークを活かして競技を楽しんで

全国選抜ゲートボール大会出場報告

▲全国選抜ゲートボール大会に出場する「明道球友会」と「東部会」の選手たち委嘱状が交付された
 去る3月16日に行われた「第23回全国選抜ゲートボール大会 沖縄県予選大会」で優勝し全国大会への出場が決まった明道球友会(シニアクラス)と東部会(ミドルクラス)の両チームが6月4日、市長を訪ね報告を行った。東門市長は「日頃から仲間同士で集まって、健康維持と交流を図っているみなさんを頼もしく思います。全国大会ではチームワークを活かして競技を楽しみ、優勝旗を持ち帰って欲しい」と選手たちを激励した。全国選抜ゲートボール大会は6月7、8日の両日、北海道の北見市で開催される。

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