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◆ 広報おきなわ1月号(No.403)
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東部海浜開発事業 東門市長記者会見
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▲海上の工事現場を視察する同事業検討会議の委員ら(3/17) |
しかしながら、第一区域へのアクセスや干潟の保全など、国・県と協力して解決しなければならない課題があることから、第二区域については、具体的な計画の見直しが必要と考えています。 この判断を今後有効に展開していくには、現在の土地利用計画については市民参画による見直し、国・県と事務協議を重ねることにより、法的手続き及び技術的な計画の変更等が必要になってまいります。 また、将来における市財政の負担軽減については、国及び県に対し土地利用への参画・支援を強く要望し、土地利用の円滑な推進により、地域経済の活性化を図るよう努めてまいります。 そのためには、当該地域にふさわしい海を生かした沖縄市の活性化を担う土地利用を図ることは言うまでもなく、時代のニーズに応えうる計画へと見直すことがもっとも重要であり、市は主体的に見直し作業に取り組んでまいります。 なお、当該事業の実施においては、国・県が環境への細心の配慮に努めていることは一定の評価ができるものですが、さらに、今後とも貴重種・希少種の保護や持続可能な環境保全へ向けた親水性・自然工法の推進など、国・県のなお一層の取り組みに、沖縄市としても積極的に働きかけていくととともに、自らも泡瀬干潟の環境保全のために取り組んでまいります。 以上申し上げましたが、極めて重要な判断を迫られるなか、私は、市政を預かる者として、厳しい状況下にあることを十分認識しながらも、この事業の方向性を示すことが、市民の信頼と期待に応えることであり、市民と力を合わせて沖縄市の未来を築き上げることに邁進しなければならないと考えています。 私は、市民と共に可能性に満ちた沖縄市の未来への第一歩を踏み出すために、決意を新たにしているところであり、市民の皆様には特段のご理解を賜りますよう、重ねてお願いを申し上げます。 終わりに、市民の皆様をはじめご尽力を賜りました東部海浜開発事業検討会議の委員の皆様、また、多くのご意見を賜りました各団体、沖縄市議会議員、その他関係者の皆様に対し、心から深く感謝申し上げますと共に、今後は希望に満ちた新しい沖縄市の実現に、より一層のご支援・ご協力を賜りますようお願い申し上げ、私の当該事業に関する判断とさせて頂きます。
平成十九年十二月五日 沖縄市長 東門 美津子
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