■広報 おきなわ
11月号 NO.533
 

健やかな育ちと子育てを応援

 沖縄市子育て世代包括支援センター『結ぽ~と』開設

 

 妊娠・出産・子育てに関する総合相談窓口、子育て世代包括支援センター『結ぽ~と』を10月1日開設した。市役所内に設置された窓口で、市長や副市長、沖縄市母子保健推進員協議会の皆さん等が参加しての看板除幕式でスタートを切った。
 『結ぽ~と』では、保健師や助産師などの専門職員が、妊娠期から子育て期のきめ細やかな相談・支援を行っていく。

 

 
 

受けていますか?「乳がん検診」

 沖縄市健康づくり講演会

 

 日本人女性の約11人に1人がかかると言われている「乳がん」について学び、考える機会にしてもらおうと、健康づくり講演会「わたしはダイジョウブ!? 意外と身近な乳がんのこと」を10月6日に市民小劇場あしびなーで開催した。
 社会医療法人敬愛会中頭病院の座波久光副院長をはじめ、乳腺科の医師や看護師4人が登壇し、乳がん体験談や患者数の現状、乳がん検診や治療法について講演し、会場からの質問にも答えた。

 

 
 

広げよう 福祉のまちづくりの輪

 第35回沖縄市福祉まつり

 

 第35回沖縄市福祉まつり(市社会福祉協議会主催)が10月13日と14日に美里公園で開催された。オープニングでは、関係者によるテープカットや民謡歌手の饒辺愛子さんの民謡ショーが行われたほか、赤い羽根共同募金出発式も行われた。
 テナントコーナーには約50団体が出展し、福祉団体などの活動発表やバザー、私立保育園連盟による竹馬、フラフープ、スライム作りなどの遊びコーナー、かりゆしシニアクラブによる昔ながらのおもちゃ作りコーナーなどが設置された。
 野外特設ステージでは、福祉団体によるダンスや楽器演奏、公立保育所のこども達によるダンスなどさまざまな舞台プログラムが披露され、多くの来場者で賑わった。
 同まつりは、市内の福祉団体が連帯・協力を深め、まつりを通して市民みんなで福祉のまちづくりの推進と地域の福祉の増進を図ることを目的としている。

 

▲放課後等児童デイサービスKoikoiによる楽器演奏


▲泡瀬保育所のかわいいダンス


▲子どもに大人気!ピエロのファンキー


▲遊びコーナーは大盛況


▲かりゆしシニアクラブによるおもちゃづくり

 

エイサーの輪を全国に

 ネットワークづくり初開催

 

 日本全国に数百あると言われているエイサー団体のネットワーク構築、エイサーのまち沖縄市やエイサー会館の知名度向上に向け、8月11日から13日にエイサーネットワーク交流事業を初開催した。
 兄弟・姉妹都市の豊中市や米沢市のほか、町田市や愛知県、広島県など県外の10団体、県内の青年団協議会などが参加し、座学や練習見学、各団体の活動報告等を行い、12日には今年最後のエイサーナイトも見学した。
 県内外に広がるエイサーの更なる発展に向けて、今後も各種交流を実施していく。

 

▲活動の様子や熱い思いが話された活動報告会
 

89歳の現役ソフトバレーボール選手

 第13回日本スポーツグランプリ受賞

 

 長年にわたりスポーツを実践し、功績を残した高齢者に与えられる日本スポーツグランプリを受賞した仲地浩氏が、10月9日に市役所を訪れ、受賞報告を行った。桑江市長は、「グランプリを受賞したことは、スポーツを行うすべての方へ勇気と希望を与えていると思う」と受賞を喜んだ。
 現在、沖縄市ソフトバレーボール協会の会長を務め、レシーバーとしても活躍している仲地氏。生涯現役として元気に楽しくプレーする姿は、後進の目標になっている。

 

 
 

建設業の育成発展に向けて

 沖縄市優良建設工事表彰式

 

 平成30年度沖縄市優良建設工事表彰式が、9月19日に市役所で開催され、19の建設業者が表彰された。
 受彰者を代表して仲本建設株式会社の仲本巽代表取締役が「今後も技術の研鑽をしながら地域の皆様の安全、安心に役立つよう精進していきたい」とあいさつした。
 市では、今年度より建設業の育成発展を図ることを目的に、本市の発注する建設工事のうち、特に優良なものを施工した建設事業者を表彰する制度を設けている。

 

 
 

経済の発展と明るい未来を目指して

 スタートアップカフェコザ2周年イベント

 

 ミュージックタウン音市場で、10月6日、「Startup Cafe Koza 2nd Anniversary FES」が開催され、国内外から集まった明るい未来を創ろうとする方々の夢や希望にあふれた魅力的な講演やトークイベントが行われた。
 桑江市長は、「国内外で活躍する方々の話を聞ける貴重な機会となっている。イベントを通して、新たなスタートアップ企業やサービスが創出され、県全体の経済の発展へ寄与することを期待している」と話した。

 
▲アジアの今と未来の話をする国内外の起業人
 
 

〝まちを変えたい〟思いをカタチに

 第2回リノベーションスクール@沖縄市 報告会

 

 実在する遊休不動産を題材に、その使い方や活かし方を提案する実践型のリノベーションスクールが、10月12日から14日まで本市で開催され、25人の受講生が参加した。
 3つのグループに分かれ、胡屋・センター地域の街区公園、空き店舗や空き住宅を対象に、3つの事業案を作り上げ、14日には沖縄市雇用促進等施設で公開プレゼンテーションが行われた。
 桑江市長や仲本副市長、対象不動産のオーナーのほか市内外からの来場者が、事業の実現化に期待を寄せた。

 

 
 

家族揃って長寿をお祝い

 新100歳の慶祝訪問

 

 敬老の日の9月17日に、桑江市長と阿多利あたりおさむ市議会副議長、上原三千代健康福祉部長が、今年度100歳になる市民の中から、久高ウシさん、上門トヨさん、喜久本マツさんのご自宅を訪問し、今日まで長年の間沖縄市の発展にご尽力された3人に対し感謝と敬意を伝えた。
 桑江市長からは内閣総理大臣からの祝状と記念品の銀杯、市からの目録が、阿多利副議長からは副知事からの祝状が本人に手渡され、子や孫、ひ孫など大勢の家族と一緒に100歳のご長寿をお祝いした。
 3人とも、大勢の家族に囲まれ、にこやかに祝状や慶祝訪問に対する感謝の言葉や長寿の喜びを話した。
 今年度、100歳を迎える市民は28人。その28人を含めた100歳以上の市民は113人になる。

 

▲久高ウシさんとご家族
 

▲喜久本マツさんとご家族
 

▲上門トヨさんとご家族
 

月下老人良縁月間スタート

 月下老人お迎えセレモニー

 

 台湾の霞海城隍廟に祀られているアジア最強の縁結びの神様「月下老人」のお迎えセレモニーが、10月10日、市役所で開催された。かぎやで風で幕開けし、台湾の文化に触れてもらおうと、台湾古式結婚のパフォーマンスが行われ、沖縄こどもの国から与那国馬のナビィも登場した。
 月下老人が本市に訪れるのは、今回で3回目。一番街商店街内の台湾文化館に12月末まで滞在し、期間中は、月下老人良縁月間として、さまざまなイベントが企画されている。

 

 
 

脳トレ 筋トレ 笑いとれ

 第3回おきはカフェinおきなわcity-hall

 

 認知症の予防について学ぼうと10月10日、11日に市役所市民ホールで「おきはカフェinおきなわcity-hall」を開催した。
 おきはカフェでは、「認知症予防に脳トレ・筋トレ・笑いとれ」をテーマにパネル展示や認知症予防運動、脳年齢チェック、ヘルシーメニューの試食のほか、カフェコーナーで認知症予防についての情報交換や交流を行い、訪れた市民等が認知症についての知識を深めていた。

 

 

 

 沖縄市美原の「いきがいのまち美里2階交流ホール」で活動している『美里遊友会』をご紹介します♪
 代表の富山さんが、地域の皆さんを元気にしたい!と声をかけて集まった会食がきっかけで活動が始まり12年。現在の場所での活動は3年目になり、15名程の参加者が集まります。
 いきいき百歳・かみかみ百歳体操でスタートし、施設で準備して頂いた食事やシルバー人材センターの弁当を皆さんで囲みます。午後は、クラフトと編み物のグループに分かれて、手工芸の時間。施設入居者や併設のデイサービス利用者との交流もあり、月1回は、参加者の娘さんのピアノ伴奏で一緒に歌声のひと時を過ごしています♪

 

 
 活動日: 水曜日 10時30分~15時
 参加費: 400~500円
 場 所: 美原2-8-7(いきがいのまち美里)
 問合せ: 高齢福祉課(内線3142)
 

救急・防災の大切さを広めるために

 救急・防災フェア イオンモール沖縄ライカム開催

 

 救急の日に定められた9月9日に、イオンモール沖縄ライカムで、防災に対する意識の向上、救急車の適正な利用方法、救急医療の知識や技能の普及啓発などを目的とした、市消防本部と中城北中城消防本部による救急・防災フェアが行われた。
 開会式では、「イオンモール一日救急隊長」にミスハイビスカスの土田りささんが任命され、来場者に救急や防災の大切さをPRした。
 会場には、ドクターカーや市消防のはしご車などが展示され、沖縄市のエイサーキャラクターエイ坊とのゲームに勝ったこどもたちが、実際にはしご車に乗り20m以上の高さまで上がった。また、消防隊員の指導のもとに行う心臓マッサージやAEDの救急体験ブース、救急・防災に関するパネル展、救急車・消防車ペーパークラフト作成コーナーなどもあり、こどもから大人まで楽しみながら、救急や防災の必要性について知識を深めた。

 

▲消防隊員指導のもと心臓マッサージを体験
 

▲白衣を着て実際のドクターカーに乗車
 

▲にぎわいをみせた救急防災フェア
 

市内初!救急ステーション認定

 コザ信用金庫への認定証交付式

 

 コザ信用金庫本店で、9月12日、市消防本部は、救命講習修了者が常駐しAEDを設置しているとしてコザ信用金庫を救急ステーションに認定した。
 仲宗根消防長からコザ信用金庫の上間義正理事長へ救急ステーション認定証と救急ステーション表示マークを手渡した。
 上間理事長は、「金融面だけでなく、救護活動でも市に貢献し、安心安全な地域作りに積極的に努めていきたい」と話した。

 

 
 

地域が一丸となって対応するために

 災害時における応急対策等の受援・応援に関する協定締結式

 

 市桃原の株式会社東興電設で、9月19日、東桃原自主防災会と泡瀬第一自主防災組織が、株式会社東興電設と「災害時における応急対策等の受援・応援に関する協定」をそれぞれ締結した。
 東興電設の川畑聡代表取締役社長は、「利益を出すことだけでなく、地域に貢献することも大事。日ごろから地域に密着し、いざという時に役に立てるようにしたい」と話した。

 

 

 

 “世界糖尿病デー”って聞いたことありますか?毎年11月14日は世界糖尿病デーです。糖尿病になった方が世界的に多いことから、糖尿病という病を知ってもらおう!と世界糖尿病デーができました。
 市民の皆様も糖尿病という病気をよく耳にすると思いますが、沖縄市の国民健康保険医療費を見ると糖尿病で治療されている方は8,440人おり、病気別では第7位となっています(平成28年度)。また沖縄県は糖尿病が原因で人工透析を受ける方が全国でも上位です。
 糖尿病は動脈硬化が進みやすいため、大きな血管が動脈硬化を起こすと心筋梗塞や脳梗塞、小さな血管が動脈硬化を起こすと目、神経、腎臓などの合併症を起こしやすいと言われています。

 
▲運動教室(ポールウォーキング)の様子です♪
 

 糖尿病の治療で大切なのは食事、運動などの生活習慣を見直すこと、かかりつけ医と相談し治療を続けることです。規則的な生活習慣や通院を続けることは根気が必要ですが、継続することが病気を悪化させないことに繋がります。
 市民健康課では、市の健康診断を受けた方を対象に、糖尿病予防教室、食事バランス教室、訪問・来所・電話などの個別支援を行っています。
 また、市民栄養・健康相談(予約制)や運動相談(昼間、夜間)もあります。
 どうぞご利用ください。

 
市民健康課(内線2238)