■広報 おきなわ
11月号 NO.533
 

 


 姉妹都市山形県米沢市の「なせばなる秋まつり」が、9月22日と23日に米沢市の松が岬公園・伝国の杜で開催された。
 22日には、本市の園田青年会も登場。玉城英輝会長と5人のメンバーが、米沢エイサークラブの皆さんと一緒に会場内の道じゅねーとステージでのエイサーを披露し交流を深めた。
 なせばなる秋まつりは、上杉鷹山公の「なせばなる」のチャレンジ精神を大切に、米沢市民の心(精神)をさまざまな催しで表現し、後世へ伝えていくまつり。
 貧しくても盗みを働く者はいないと、人を信じ合う心を表す無人販売の「棒杭市」、草木からの恩恵に感謝し生命の尊さを考える「草木塔祭」、米沢織や笹野一刀彫などの伝統工芸や産業を紹介する「今に伝わる伝統市」、米沢や交流都市等の豊かな食や特産品が販売される「米沢どん丼まつり・交流物産展」など、多くの来場者で賑わった。
 今年は、戊辰戦争から150年、上杉家の家老直江兼続公の没400回忌、日本で初めて人造絹糸(レーヨン)の製造を米沢市で行った帝人株式会社の創立100周年の記念の年。
 米沢市では、郷土への誇りと愛着心を高め、その想いを未来へと引き継ぐ「上杉メモリアルフェスタ」として、さまざまなイベントが開催されている。

   



▲米沢すずめ衆「毘龍」のすずめ踊り


▲鷹山公の時代に創られた伝統の無人販売「棒杭市」




▲草や樹木を供養する「草木塔祭」