■広報 おきなわ
4月号 NO.538

 

古謝自治会

 地域で人材を育成し継承する


 古謝自治会(知念信恒のぶつね会長)は、沖縄市の指定文化財を含む19の文化財が保存されている地域であり、古謝地域の文化や歴史を知ってほしいと、その内の9か所を巡るスタンプラリーを今年実施し、こどもから大人まで100人の参加者が訪れた。
 自治会内には、4つの子ども会(コスモス子ども会、豆獅子子ども会、あおぞら子ども会、ひまわり子ども会)が活発的に活動しており、自治会行事を盛り上げている。また、県主催の子ども地域安全マップコンテストに毎年応募しており、平成27年~29年の3年連続優秀賞を受賞している。
 また、津波対策などの防災活動に力をいれており、知念会長自ら防災士の資格を取得し、年に2回の避難訓練や啓発活動を行い、津波に耐える自治会を目指している。
 知念会長は「これまで以上に自治会行事等に取り組むことで、こども会から老人会まで世代間交流を活発にし、区民同士の絆を深めることで人材を育む環境をつくり、次世代の育成や継承に力をいれていきたい」と話している。

℡ 098-938-3911


▲古謝の文化や歴史を学んだスタンプラリー(古謝自治会提供)
 

中の町自治会

 老いも若きも心はひとつ


 「365日、花も人もいっぱいの公民館」と笑顔で語ったのは、中の町自治会の伊禮幸子さちこ会長。中の町自治会は、こども会と青年会のエイサー、子育て世代が集まる「つどいの広場」、願寿会(老人会)の古典サークル、舞踊、カラオケ、手作りサークルなどたくさんのサークルがあり、朝から晩まで幅広い世代の区民等が、絶え間なく訪れる活気にあふれた自治会だ。
 伊禮会長は「夜の公民館でブレイクダンスをしていた青年達を集め、青年会を立ち上げ、大きく成長させたことが一番の財産。今後の目標は、会員数が減少傾向にある婦人会を途切れさせないようにすることと、自治会加入率の増加。もっと魅力ある自治会活動をアピールしないといけない」と話す。
 中の町自治会では、今後も「中の町はひとつ」の合言葉のもと、こども会、青年会、婦人会、願寿会等に限らず自治会全員で協力し、役割分担をしながら行事を盛り上げ、地域を盛り上げ、沖縄市を盛り上げていくと意気込んでいる。

℡ 098-933-4259

▲若者も盛り上げた成年祝いと敬老会
 
 

あなたが避難所を運営することになったら

 

 胡屋自主防災組織防災訓練


 大規模な複合災害の発生に備えるために、胡屋自主防災組織による防災訓練が3月10日に胡屋自治公民館で行われた。訓練は、避難所運営をみんなで考える避難所運営机上訓練で、避難所となった学校で、避難者の状況に応じての部屋割りや炊き出し場、仮設トイレの配置など、避難所で起こるさまざまなケースに意見を出し合いながら対応していた。

 

 
 

「ぶじカエル」リボンが味方

 

 交通安全反射リボン贈呈式


 新入学児童の交通安全を願い、沖縄地区交通安全協会の宮城好博会長等が、3月5日に市役所を訪れ、「ぶじカエル」リボンを比嘉教育長に寄贈した。
 リボンは、車のライト等に反射する糸が折り込まれたもので、ランドセル等に付けることで運転手に歩行中の児童の存在を知らせることができる。
 市内の小学校に入学する全児童へ贈られる。

 

 

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