■広報 おきなわ
2月号 NO.536
 

笑いあり 涙あり 極上の小空間

 沖縄市民小劇場あしびなー20周年感謝祭

 

 11月10日から12月16日までの間、沖縄市民小劇場あしびなーで「沖縄市民小劇場あしびなー20周年感謝祭」が行われ、約一か月間、さまざまな沖縄の文化や芸能のステージが行われた。
 11月10日のオープニングパーティは、美ら島ナビゲーターの幻想的なライブで幕を開けた。あしびなーサミットでは、あしびなーの初代館長の玉城満氏など、これまであしびなーと深く関わった方々によるユーモア溢れるトークセッションが行われた。
 12月15日に行われたクロージングイベントでは、20周年感謝祭のため再集結した創作舞踊集団「あしびなー歌舞団」によるあしびなー20周年特別公演が行われ、満席の劇場は笑いと感動に包まれた。
 12月16日の最終日には、「あしびなー寄席」、「コザお笑い劇場」などが行われ、20周年感謝祭は、大盛況のうちに幕を下ろした。

   

▲あしびなーサミット
   

▲あしびなー歌舞団による演舞
   
▲満員の客席
 
 

エイサーの起源から現在まで

 エイサー大学

 

 エイサーの起源から現在に至るまでの知識を深めることができる「エイサー大学」が、12月15日、16日にエイサー会館で行われ、2日間で101人が受講した。
 15日は、「エイサーの起源」をテーマに沖縄県立芸術大学附属研究所長の久万田くまだすすむ教授が「チョンダラー」についての諸説やエイサーの地域分類に関してなどを講義し、「エイサー周辺の民俗」をテーマに沖縄エイサー研究部代表の島袋幸司さんが集落や拝所などについての講義を行った。受講者からは、各地域の民俗芸能とエイサーの違いや伝統エイサーと創作エイサーの違いなどについて質問があり、エイサーについての知識を深めた。
 また、県内各地で行われているエイサーイベントのポスターや写真、パンフレットを集めた沖縄エイサーイベントポスター展も行われた。

   

   

   

 


 商品名/ さんしんフレーム
 事業所名/ 木の手作り ゆらりら工房
 職 種/ 木工業
 代表者/ 金城 久美子

 

 新年会などの行事も落ち着く今月は、家族や友人との大切な思い出を飾るための写真立てをご紹介します。
 ゆらりら工房は、沖縄市立郷土博物館のそばにあり、作業場にギャラリーが併設されています。2階の扉を開けると、工房で作られたぬくもりのある木のインテリアや小物達が視界いっぱいに広がり、柔らかく温かな雰囲気に包まれます。
 さんしんフレームは、木工職人の金城さんが観光客の方との会話から沖縄らしいものを作ろうと考案した作品。フレームの周囲は、色や大きさの異なる様々な種類の木で囲われ、唯一無二の模様を作り出しています。撫でると継ぎ目が分からないほどするりとしていて、なめらかな感触がとても心地良く、つい触りたくなってしまいます。
 「木が嫌いな人はいない。国籍も年齢も関係なくみんなに愛され、世代を越えて使ってもらえる」と笑顔で語ってくれた金城さん。
 そんなぬくもり溢れる写真立てに思い出を飾ると、見ても触っても心がほっこり温かくなりますよ。

   


 所在地/ 沖縄市上地2-18-16
 営業時間/ 11:30~19:00
 休 み/ 日曜日
 問い合わせ/ 098-932-3774

 
 

琉球王朝時代から続く工芸にふれて

 沖縄魅力発見講座「金細工体験」

 

 沖縄こどもの国で毎月開催している沖縄魅力発見講座。12月16日は、ふるさと園を会場に金細工体験講座が初開催された。
 錫細工しるかにぜーくと呼ばれる錫を使った金細工は、沖縄でも琉球王朝時代から続く伝統工芸の一つ。金細工まつの上原俊展氏を講師に迎え、琉球に入ってきた錫の歴史等の講話や制作の実演のあと、受講者が思い思いの模様を描きながら、錫を使った小物の制作体験を行った。

   

 
 

沖縄こどもの国の支援のために

 滝川八千代さんから寄付

 

 10月に開催された「演歌花舞台 八千代チャリティーショー」の収益の一部を沖縄こどもの国で活用していただきたいと、1月7日、主催者の滝川たきがわ八千代やちよさんが市役所を訪れ、沖縄こどもの国の理事長である桑江市長へ寄付金の贈呈を行った。沖縄市活性化「沖縄こどもの国」支援として開催したチャリティーショーには、立ち見を含めて約300人が来場。沖縄こどもの国への寄付は今回が3回目となる。

   

 
 

ちゃんぷる〜で楽しむ夜のコザ

 第2回コザ街コン

 

 障害福祉への理解、関心を深めること及び障がい者の社会参加を目的とした障害者週間の一環として、障害の種類や程度、有無に関わらず、皆で夜の沖縄市を楽しもうと、第2回コザ街コンが、12月14日、ビアレストラン・ケニーズで開催された。
 19人の当事者と支援者等合わせて49人が参加し、食事をしながら、名刺交換ゲームやじゃんけんゲームをして、笑顔で交流を楽しんだ。

   

 
 

新しい一年の幕開けを笑顔で

 独居高齢者等へのおせち作り・宅配ボランティア

 

 20年以上前から始まった独居高齢者等に手作りのおせちを無料で宅配する活動。12月31日、沖縄市福祉文化プラザで行われたおせち作りには、特定非営利活動法人きづき等から20人以上のボランティアが参加した。
 きづきの當眞初美理事長は「『このおせちを食べると、今年も生きていると実感できる』と言ってくれる方もいる。年末・年始を一人で孤独に過ごす人を無くしたい」と話した。

   

 

 

 今月は、安慶田で活動している「ゆくい処」をご紹介します。
 地域で高齢者の閉じこもりを防ぐために集える場を求める声があり、健康の維持増進や交流を目的に、安慶田老人クラブ宝寿会の元役員の方々が中心となって平成26年に活動が開始されました。
 参加したい人がいつでも気軽に出入りし、コーヒーやお酒?も飲みながら人生を語り合い、カラオケや囲碁も打てる場として楽しく活動されています。人が多い時には、お互い席を譲り合ったり飲み物を配ったりと、ちょっとした気遣いがあり、みんなでつながる素敵な集い処となっています。

   
 

 活動日/ 毎週水・金曜日 16時~20時
 参加費/ 1ドリンク200円~
 場 所/ 安慶田1-5-20
 問合せ/ 高齢福祉課(内線3142)