平和を願い 平和を考え 平和を発信する

市民平和の日記念行事 平和で明るい未来を創り出そう

 沖縄市民平和の日である9月7日に終戦70年・核兵器廃絶平和都市宣言30周年事業 沖縄市民平和の日記念行事「平和で明るい未来を創り出そう‐未来へ響け 平和ソング♪‐」が市民会館大ホールを会場に開催された。
 催しでは、平和大使による紙芝居「沖縄市における沖縄戦」の朗読や平和大使ソング「時代(とき)の語り部」の合唱、市民の眼 平和写真展と平和ロゴ・標語コンクールの表彰式、人気音楽グループHYや来場者が回答者となったクイズ「沖縄市歴史発見」などが行われた。また、平和大使代表あいさつで宮里中の玉城芽依(たましろ めい)さんが「終戦から70年経つが、戦争体験者の心から悲しみは消えない。2度と戦争を起こさないために、平和のすばらしさを語り継いでいかなければならない」と話し、社会人大使の国仲瞬さんは「この催しをきっかけに平和とは何か改めて問いたい。難しい問いだが、共に考え行動していきましょう」と来場者に語りかけた。催しの最後にはHYが音楽コンサートで平和を発信した。
 市は、すべての人が等しく平和で豊かな生活をおくることができるまちづくりを進めるため、沖縄戦が公式に終結した「9月7日」を沖縄市民平和の日と定め、記念行事を実施している。また、8月1日から9月7日までを「平和月間」とし、市内各地で平和に関する様々な催しが行われている。

平和大使による紙芝居朗読
平和大使による紙芝居朗読

平和ソング「時代の語り部」を合唱する平和大使
平和ソング「時代の語り部」を合唱する平和大使

大きな盛り上がりを見せたHYのコンサート大きな盛り上がりを見せたHYのコンサート
大きな盛り上がりを見せたHYのコンサート

楽しみながら平和について学んだクイズ「沖縄市歴史発見」
楽しみながら平和について学んだクイズ「沖縄市歴史発見」

こども議員が活躍

第2回 沖縄市こども議会

 第2回 沖縄市こども議会が8月20日に開催され、市内8中学校の生徒21人が、桑江市長ら市執行部に質問や提案を行った。
 こども議員らは、議会本番に向けて6月から準備をし、まち歩きやグループワークなどの事前学習を行っており、越来中3年の金城未空(みくも)さんは、ゴミのポイ捨てに着目し、調査や対策について質問した。宮里中3年の浜比嘉健人(けんと)くんは、街路樹の根上がり対策や整備について質問をするなど、それぞれの議員がまちづくりについての質問や提案を行った。
 こども議会の最後には「こどもが安全、安心に過ごせるための場づくりに関する決議」が、全会一致で可決され、議長を務めた伊佐優華(ゆうか)さんから桑江市長へ決議文が手渡された。

写真を使用して質問をするこども議員
写真を使用して質問をするこども議員

真剣なまなざしで質問する様子
真剣なまなざしで質問する様子

第2回 こども議会の議員達
第2回 こども議会の議員達

仕事の楽しさ学ぶ

市立図書館職場体験

 沖縄県立泡瀬特別支援学校中学部3年生の玉城侑武(たまき ゆうむ)くんが、市立図書館で9月3日に職場体験を行った。
 職場体験は、仕事の楽しさや厳しさ、社会のルールを知り、生活経験を広げることを目的に行われており、玉城くんは図書館の業務について説明を受けた後、窓口で図書の貸出や返却の受付を行った。
 玉城くんは「窓口業務はとても緊張しますが、来館者に笑顔で接するように心がけています」と話し、業務を手際よくこなしていた。

窓口業務をこなす玉城くん
窓口業務をこなす玉城くん

農家自慢の家畜がずらり

第41回 沖縄市畜産共進会

 市農民研修センター広場で9月3日、家畜の品種改良と生産技術の向上、畜産経営の発展に寄与することを目的に、第41回 沖縄市畜産共進会が開催された。
 共進会には市内の畜産農家が育てた肉用牛や乳用牛、ヤギなど42頭の家畜が出品され、4部門11種別で発育や体のバランスの良さなどの審査を受けた。審査後は表彰式が行われ、上位入賞した家畜を育てた畜産農家が表彰された。表彰式で桑江市長は「日頃から休みなく家畜の改良に取り組んでいる畜産農家の皆様に深く敬意を表する」とねぎらった。

乳用牛の部門で優等に選ばれた牛
乳用牛の部門で優等に選ばれた牛

市納骨堂の御霊を供養

市役所で旧盆行事

 旧盆の期間にあたる8月26日から28日までの3日間、市役所2階にある仏壇でも沖縄伝統の旧盆行事が行われ、市納骨堂に合祀されている御霊が迎えられた。
 旧盆中は市役所の仏壇にご馳走の入った重箱やオードブル、果物などが供えられ、28日のウークイには桑江市長をはじめ、市職員らが線香を供えて手を合わせ、ウチカビ(打ち紙)を燃やした。
 市納骨堂には公共工事等で発見された遺骨など、約1200柱が納骨されており、市ではシーミー(清明祭)や旧盆行事を行い供養している。

ウチカビを燃やす桑江市長
ウチカビを燃やす桑江市長

小学生がマリンバ奏者と交流

公共ホール音楽活性化支援事業

 公共ホール音楽活性化支援事業が、9月10日から3日間の日程で行われ、10、11日の地域交流プログラムでは、日本を代表するプロ マリンバ奏者の浜まゆみさんと共演者のクリス・フローさんが市内の4つの小学校(中の町・越来・宮里・比屋根)を訪れ、マリンバの演奏や児童らと共に合奏などを行い、交流した。12日はミュージックタウン音市場でコンサートが行われ、来場者はマリンバの演奏に聴き入った。
 同事業は、地域公共ホールとプロの音楽家が、コンサートと地域交流プログラムを企画・実施する事業で、今回で2回目の実施となる。

宮里小の児童はプロの生演奏を間近で聴いた
宮里小の児童はプロの生演奏を間近で聴いた

美原ドラゴンズ稲尾杯優勝

九州52チームの頂点に

 美原ドラゴンズが8月13日から16日に、福岡県で開催された第37回 稲尾杯少年野球大会(筑紫少年野球サンデーリーグ連盟主催)で優勝し、8月25日に市役所を訪れ、狩俣教育長に報告した。大会には九州の5県から52チームが出場し、決勝戦は宜野湾市の志真志ドリームスとの県勢対決となった。決勝戦で美原ドラゴンズは1回表に3点を先制、その裏に2点を返されるも、5回には一挙7得点。6回にも1点追加し、11対2で試合を制した。選手たちは「自分たちのプレーをすることができ、みんなで打ち勝った」と喜びを語った。

攻守ともに優れたプレーで大会を制した美原ドラゴンズ
攻守ともに優れたプレーで大会を制した美原ドラゴンズ

みごと金賞受賞

美東中吹奏楽部 九州コンクール

 美東中の吹奏楽部が、8月に熊本県で開催された第60回 九州吹奏楽コンクールで、金賞を受賞し、生徒や校長らが9月3日に狩俣教育長を訪ね、喜びの報告を行った。
 報告で、吹奏楽部の部長を務める銘苅ひなたさんは「金賞を受賞できて嬉しい。支えていただいた周りの方々に感謝している」と話し、報告を受けた狩俣教育長は「受賞報告は非常に喜ばしい。日々、自分を省みながら練習に励んでいることが伺える」と激励した。 同コンクールには、山内中と美里中も出場し、両校共に銀賞を受賞している。

受賞の報告を行った美東中吹奏楽部の生徒と教諭ら
受賞の報告を行った美東中吹奏楽部の生徒と教諭ら

バレーボールで全国大会へ

高原ボーイズ県大会優勝

 高原小を拠点に活動している高原ボーイズが、7月に行われた沖縄県スポーツ少年団交流大会バレーボール男子の部で優勝し、8月25日に狩俣教育長を訪ね、報告を行った。高原ボーイズは、高原小と比屋根小、宮里小の児童で構成され、11月に北海道札幌市で行われる第3回全国スポーツ少年団バレーボール交流大会に出場する。キャプテンを務める宮里小6年の来間偉琉(たける)くんは「大会までチームワークを高め、全力で頑張りたい。また、他県の選手とも交流したい」と、元気に話した。

高原バレーボーイズのメンバー
高原バレーボーイズのメンバー

地区大会で10連覇

越来中学校バドミントン部九州大会出場

 第35回県中学校バドミントン競技大会が7月に開催され、越来中学校バドミントン部の女子が団体優勝、男子がシングルス準優勝し、8月に佐賀県で行われた九州大会に出場した。九州大会では惜しくも初戦で敗退し、くやしい結果となったが、県中学校バドミントン競技で10連覇を成し遂げている。同部女子キャプテン新城彩菜さんは「県代表として、出場できて嬉しかった。これまでの経験を生かし、次は高校受験を頑張る」と話し、また、鹿川教頭は「来年の九州大会は、沖縄県で開催される。次は入賞を目指したい」と話した。

越来中バトミントン部員達と教諭
越来中バトミントン部員達と教諭

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