相互訪問で文化を学ぶ

東海市沖縄市中学生交流

 姉妹都市の愛知県東海市と沖縄市では、中学生が相互訪問することで、両市の自然や文化、歴史、産業について学習し、相互理解と広い視野を育てることを目的に交流事業が行われており、夏は東海市の中学生が沖縄市へ、冬は沖 縄市の中学生が東海市へ訪問している。
 今年度の冬季訪問は11月28日から12月1日までの日程で行われ、市内8中学校の代表生徒十六人が東海市を訪ねた。東海市では中学生との交流のほか、新日鐵工場や平洲記念館などの見学が行われた。一月二十七日には市役所で報告会が開かれ、生徒達は、それぞれの学習テーマに沿って学んだことを発表した。

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各中学校を代表して東海市を訪問した生徒達

戦争の悲惨さ平和の尊さを発表

2014平和大使研修報告会

 沖縄市役所で2月2日に2014沖縄市平和大使研修報告会が開かれ、平和大使をはじめ、家族や関係者が参加した。 報告会では社会人平和大使の島袋萌七(もな)さんが約9か月間の研修内容を振り返って発表し、大使一人ひとりが研修の感想を述べた。中学生平和大使からは「沖縄戦や原子爆弾など戦争の悲惨さを学んだ」「戦争のない平和な日本が続くようにしたい」などの感想があがり、社会人平和大使からは「平和について深く考えることができた」「沖縄で生まれ育ったが知らないことも多く、たくさんのことを学ぶことができた」などの感想が発表された。

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9か月間にわたって「平和」について学んだ大使達

山内中吹奏楽部金賞受賞

金管八重奏で九州大会へ

 山内中学校の吹奏楽部が12月21日に、うるま市民芸術劇場で行われた第三十九回沖縄県吹奏楽アンサンブルコンテスト中学校の部に出場し、サクソフォン四重奏と金管八重奏で金賞を受賞した。金管八重奏は第四十回九州アンサンブルコンテストの沖縄県代表にも選出された。
 2月2日に吹奏楽部の生徒達が市の狩俣教育長を訪ね、リーダーの佐次田和那(さしだかずな)さんは「これまで工夫しながら練習を重ねてきた。九州では悔いの残らないよう演奏する」と意気込みを語った。九州アンサンブルコンテストは2月7日に宮崎県のメディキット県民文化センターで開催され、同校は銀賞を受賞した。

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九州大会に出場した金管八重奏のメンバーと関係者

市民の健康を支えて25年

沖縄市食生活改善推進協議会が記念式典

 食を通した健康づくりを推進している沖縄市食生活改善推進協議会の設立25周年記念式典と祝賀会が1月21日に市民会館中ホールで開催された。同協議会は、ヘルシーメニューの普及活動や就学前の親子食育クッキングなど様々な活動を行っており、平成26年11月に県内で初めて協議会として厚生労働大臣賞を受賞した。
 記念式典の前には、琉球大学保健管理センター准教授の崎間敦氏を講師に迎え「食から見えてくる沖縄の健康長寿復活」と題した講演会も行われ、訪れた多くの人が熱心に聞き入っていた。

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これまでの活動に対して表彰状や感謝状が贈られた

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