兄弟・姉妹都市を広くPR

市役所前広場にモニュメント設置

 兄弟・姉妹都市を広く市民に知らせ、交流を促すことを目的に「沖縄市兄弟・姉妹都市モニュメント」が市役所前広場に設置され、8月6日に完成披露セレモニーが行われた。
 沖縄市では、昭和49年に大阪府豊中市と兄弟都市を提携、平成6年に山形県米沢市、平成14年に米国ワシントン州レイクウッド市、平成21年に愛知県東海市と姉妹都市を提携しており、多様な交流による相互の発展を図っている。設置されたモニュメントは強度に優れたFRP(繊維強化プラスチック)製で、高さ1.5メートル、幅2メートル。モニュメント上部には沖縄市の「エイ坊」、豊中市の「マチカネくん」、米沢市の「かねたん」、東海市の「へいしゅうくん」の4キャラクターと、レイクウッド市の市章がデザインされ、各都市のキャラクター名と兄弟・姉妹都市の提携日の刻まれたプレートがはめ込まれている。セレモニーで桑江市長は「これまで多くの市民の尽力と兄弟・姉妹都市のご指導、ご支援を得て本市は発展してきた。モニュメントを新たなシンボルに、市民交流をさらに深めていきたい」と話した。

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市役所前に設置された兄弟・姉妹都市モニュメント

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かわいらしいキャラクターと市章が並ぶ

中学生が意見を発表

第29回沖縄市少年の主張大会

 日常生活の中で考えていることを聴衆の前で堂々と主張できる青少年の育成を目的に第29回沖縄市「少年の主張大会」(沖縄市青少年育成市民会議主催)が7月15日に沖縄市農民研修センターで開催された。
 大会では市内の各中学校の代表生徒八人が登壇し、考えを主張した。最優秀賞に選ばれたのは美東中学校3年生の上間有華(ゆうか)さんと宮里中学校3年生の花城汐音(しおん)さんで、バレーボール部の主将だった上間さんは『自分の責任を果たすこと』を演題に、けがでコートに立てず悩んだ末、自分のやるべきことを見出した経験を話した。花城さんは『心の力』と題し、「人は愛情を受けて育つことで、他人も自分も大切にするようになる」と家族の温かさを語った。

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最優秀賞を受賞した美東中3年の上間有華さん(右)と 宮里中3年の花城汐音さん(左)

新自治会長紹介

 登川自治会の会長が8月1日付で小谷良博(よしひろ)さんから仲宗根義明(よしあき)さんに替わりました。小谷さん、お疲れ様でした。仲宗根さん、これから地域のために頑張って下さい。

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登川自治会長に就任した仲宗根義明さん

東日本大震災に係る義援金寄付者

キンザー208(7月7日)

被災地へのご支援ありがとうございます。

コラム 沖縄市

兄弟都市 大阪府 豊中市(上)

 豊中市は大阪府の中央部の北側に位置し、大阪市の北にあり、大阪都市圏の中でも早くから郊外住宅地として発展してきた人口約39万人を有する中核都市です。
 沖縄市と豊中市との交流は、1964年(昭和39年)沖縄市(当時コザ市)から豊中市へ沖縄戦の戦没者遺族に霊石と仏桑華(ハイビスカス)を贈ったことをきっかけに始まり、様々な交流を重ね、1974年(昭和49年)11月3日の沖縄市誕生市民祭典で「兄弟都市宣言」に調印し兄弟都市となりました。

●兄弟都市の由来

 通常、都市間の交流は広く姉妹都市と言います。これはフランス語やイタリア語では名詞に男女の区別がありシティが女性名詞であることから姉妹都市と言う言葉が用いられるようになりました。では沖縄市と豊中市はどうして兄弟都市なのでしょうか。それは、沖縄方言の「いちゃりばちょーでー(一度逢えば兄弟)」に由来していると言われています。

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