すてきな仲間達 125

自彊術(じきょうじゅつ)サークル がんじゅうの会

日本最古の健康体操で元気に

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家族のように仲の良いがんじゅうの会のメンバー

 今回は、崎浜みゆき先生の指導のもと、市立中央公民館で日本最古の健康体操「自彊術」を行っている「自彊術サークルがんじゅうの会」(喜友名洋子:きゆうなようこ代表)を紹介する。
 がんじゅうの会は平成15年4月に結成されたサークルで、崎浜先生の「みんなが、がんじゅうになりますように」という思いを込め、がんじゅうの会と名付けられた。メンバーは40代から80代の10人で、楽しみながら健康づくりに励んでいる。
 自彊術は大正5年に香川県の療法士中井房五郎(なかいふさごろう)氏により創案された日本で最初の健康体操で、治療法を土台に「呼吸運動」「全身運動」「按摩手技(あんんましゅぎ)」が組み合わさった31の動作で構成されており、全身を腹、胸、首、腰、上肢、下肢の6部位に分け、それぞれを前後、左右、上下に動かしていく。動作の一つ一つに内臓・筋力強化、体の歪みの矯正、疲労回復、自律神経整調など、複数の効果があり、全身のバランスを整える事で体の不調を解消する。たたみ1畳ほどのスペースがあればできることから場所を選ばず、回数や運動の強度を調整する事で誰でも行える。慣れてくると1回15分程度の短かい時間でできる非常に優れた健康体操だ。がんじゅうの会のメンバー達は「毎週がんじゅうの会で、1週間分の疲れを癒し、すっきりしている」「自彊術を始めてから健康になり、風邪もひかなくなった」「幅広い年代のメンバーによる交流も魅力の一つ」と話す。自宅でも毎日、自彊術を行っていると話す喜納さんは、メンバー最高齢の87歳だが、長年続けてきた甲斐あって、開脚や前屈などのストレッチも涼しい顔でやってみせるほど体は柔軟で、腕立て伏せもこなす「がんじゅうなおばあちゃん」だ。また、崎浜先生の夫の博さんは数年前、事故で膝を粉砕骨折する大けがをしてしまい、医者に今後は膝の曲げ伸ばしをすることすら難しいだろうと宣告され、看護師でもある崎浜先生の目から見ても厳しい状況だと思われたが、自彊術を始めたところ、正座ができるまでに回復し、本人も医者も驚いたそうだ。崎浜先生は「母親が倒れた時に何かできることはないか考え自彊術の指導者資格を取った。その後、資格を取ったからには社会に貢献したいと思うようになり、今ではがんじゅうの会の指導者を務めている。今後は母のように慕っているメンバーが、ずっとがんじゅうでいられるように頑張っていきたい」と語った。

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大正時代に創られ、現在の体操にも取り入れられている自彊術

KOZA CHOICE!(コザチョイス) vol.3

 今回の【KOZA CHOICE! (コザチョイス)】は、平成24年度に選定された、パーラーうさぎの【うさぎ焼き】を紹介します。
 パーラーうさぎは、愛媛県出身の店主山本さんが、定年退職後、第2の人生を歩もうと奥様の出身地である沖縄市で7年前に開店しました。うさぎ焼きは、たこ焼きをもとに研究を重ね、誕生させたオリジナル商品で、豚骨・昆布・かつお節で取ったこだわりのだし汁が入った生地に、タコ・キャベツ・ネギを入れ、マヨネーズ・ソースをからめた焼きそばと目玉焼き、天かすなどを挟んでいます。大きさは大判焼きほどで、厚みもありボリューム満点なので食べごたえがあります。うさぎ焼きという珍しい名前は、形が満月のように丸く、うさぎを連想させ、山本さんがうさぎ年生まれである事から名付けられました。山本さんは安くておいしいうさぎ焼きを提供することにこだわっており、子供から大人までたくさんの人に食べて欲しいと話しています。
 ちょっとした手みやげやおやつに、ご夫婦の愛情がぎっしり詰まったうさぎ焼きはいかがでしょうか。

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商品名:うさぎ焼き
事業所名:パーラーうさぎ
職種:軽飲食
代表者:山本 譲

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●T E L:098-934-1847
●住所:沖縄市高原5-18-15

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