こども達が放水や地震を体験

消防・防災について学ぶ

 消防車両や消防施設を活用し、こども達に消防と防災について実際に体験する事で学んでもらおうと、7月27日に沖縄市消防本部で「夏休みこども消防・防災体験教室」が開催された。
 会場では、心肺蘇生法、出血や骨折時の対処法、AEDの操作に加え、緊急時の対処方法が学べる「応急処置体験」、約15メートルの高さを体験できる「はしご車搭乗体験」、ポンプ車で消防士さながらの消火を体験できる「放水体験」、けむりが充満した視界の利かない迷路からの脱出に挑戦する「けむり体験」、水平に張られたロープの上を腹ばいで渡る「レスキュー体験」、各震度の揺れを体験できる「地震体験」の六つの体験教室が設置され、訪れたこども達は各教室を楽しみながら消防と防災についての知識を深めた。受付では、各教室を体験するともらえるシールを貼って完成させる防災博士証が配布され、こども達の意欲をさらに高めた。また、消防車両や防火服の展示が行われたほか、沖縄市エイサーキャラクターのエイ坊とサーちゃんも会場を訪れ、記念撮影を楽しむ親子の姿も多く見られた。

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すごい勢い!(放水体験)

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落ちないように慎重に(レスキュー体験)

小学生が売り場体験

沖縄市こども市場開催

 小学生に「モノ」や「お金」のありがたさを知り、勤労観を養ってもらおうと「第1回 沖縄市こども市場 in 一番街」が8月2日に一番街商店街で開催された。このイベントは、次世代の地域産業を担うこども達のキャリア体験を通した人材育成を図るとともに、商店街と地域住民、企業、市民団体などが交流を深めることを目的に沖縄市市民活動交流センターが企画して行われた。
 参加したこども達は、約1週間かけてビジネスマナーや働くための心構えを学び、模擬出展などの研修を重ね「こども市場販売体験」にのぞんだ。
 販売体験1日目は台風の悪天候で残念ながら中止となったが、2日目の会場では、こども達の「いらっしゃいませ」という元気な声が響きわたり、多くの買い物客も訪れ、こども市場は大盛況であった。

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パンの販売をするこども達。他にも八百屋や豆腐屋、おもちゃ屋などが並んだ

夜の動物園は楽しいことがいっぱい

沖縄こどもの国 サタZOOナイト

 沖縄こどもの国で、7月19日から8月30日まで「サタZOOナイト」が開催された。期間中の毎週土曜日は、通常午後6時までの開園時間が午後9時まで延長され、涼しい動物園を散策できる。
 来園者はライトアップされた夜ならではの動物園の雰囲気と普段とは違う動物達の様子を見て楽しんだ。夜の動物園では、昼間はじっとしていて動かない夜行性の動物が活発に行動する様子が見られるほか、動物へのエサやりを見学できる「モグモグタイム」、来場者がゾウやサルにエサやりをできる「エサあげ体験」が行われ好評だった。「モグモグタイム」は、ワニやライオン、クマ、カバへの迫力あるエサあげを間近で見る事ができる人気の恒例イベントとなっており、エサやりの時間になると、各動物舎には多くの観客が集まり、にぎわった。

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今年も多くの来場者でにぎわったサタZOOナイト

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