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オオゴマダラが青空を舞う

山内幼稚園修了記念放ちょう

 山内幼稚園(粟国典子園長)で3月18日に、修了記念放ちょうセレモニーが行われ、81人の卒園生が一斉にオオゴマダラを放った。
 セレモニーには、園児たちに「ちょうのように未来に向かって羽ばたいて欲しい」という思いが込められており、今年で4回目。放たれたオオゴマダラは園内の飼育小屋で園児が育てた大型のちょうで、飼育を通して命の大切さを学んだ。地域や保護者も飼育に協力しており、足りないオオゴマダラは昨年に引き続き、地域ボランティアの上原正高さんと、うるま市ちょうちょう愛好会(山城忍会長)が提供した。

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オオゴマダラが羽ばたく様子を見つめる園児

知花花織に新たな織り手

10人が基礎コースを修了

 国の伝統的工芸品に指定されている知花花織の基礎コース研修を修了した研修生達が3月26日、織り上げた知花花織を手に沖縄市役所を訪れ、東門市長に研修の成果を報告した。第16期となる平成25年度の研修では10人の研修生が10か月の期間、知花花織を織り上げるための一連の技術を学んだ。研修生は「知花花織の奥深さを実感する事ができた」、「苦労もあったが楽しく織れた」と研修を終えての感想を話し、東門市長は「それぞれの思いを胸に知花花織の研修に臨み、大きな成果があったと思う。みなさんの今後の活躍に期待する」と激励した。

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研修を終えた知花花織の新たな担い手達

ドキドキ、わくわくが詰まった童話集

沖縄市社協より教育委員会へ寄贈

 第22回ふくふく童話大賞(主催:沖縄市社会福祉協議会)の入賞作品を集めた童話集「ふくふく」が完成し、3月29日に教育長室で贈呈式が行われた。童話集には、今年の大賞作品である、いじめられている少年がクジラを釣り上げるという幻想体験を経て友情を育み明るく成長していく「けんたの冒険」のほか、3編が掲載されている。寄贈された、ふくふく童話集228冊は、市内小中学校や市立図書館などに配布され、こども達の想像力や好奇心、優しい心を育むための手助けとして読み聞かせの時間などで活用される。

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ふくふく童話集を寄贈した市社協の嘉陽宗吉会長(左から2人目)

「無事にカエル」の願いを込め

新1年生に交通安全キーホルダー寄贈

 沖縄地区交通安全協会と沖縄警察署交通対策課は3月25日、こどもたちの安全を願い市内16小学校の新1年生全員分の反射板付きキャラクターキーホルダーを寄贈した。キーホルダーは、かわいらしいカエルのデザインで、自動車のヘッドライトを反射しドライバーにこどもの存在を知らせるもので「無事に帰る」という願いが込められている。また、沖縄市の市民生活課からはエイサーキャラクーのエイ坊が描かれたランドセルカバーが贈られた。仲松教育長は「毎年の寄贈に感謝している。こども達の交通安全指導に活用したい」とお礼を述べた。

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交通安全の思いが込められたキーホルダーが贈られた

観客も参加 笑いあふれる映画祭

沖縄国際映画祭inコザ会場

 宜野湾市を主会場に沖縄県内各地で3月20日から24日の5日間、第6回沖縄国際映画祭が開催された。初日となる20日、沖縄市のコザ・ミュージックタウンでは「沖縄国際映画祭inコザ会場」が開催され、多くの映画ファンやお笑いファンが訪れた。
 コザ会場ではガレッジセールのゴリ監督が沖縄市で撮影した短編映画「ロクな人生」が上映されたほか、上映日にエキストラのシーンを観客に演じてもらい撮影・編集し映画を完成させる観客参加型上映プログラム「デルシネ」も行われた。また、吉本興業の人気芸人によるお笑いステージも披露され、会場は大きな笑いに包まれた。

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人気お笑い芸人の登場に盛り上がる観客達

高齢者虐待を防ぐために

沖縄市高齢者虐待防止講演会

 認知症を理解し、高齢者の虐待を防ぐための講演会が3月17日に沖縄市産業交流センターで行われ、一般市民や市内の高齢者関連施設の職員、介護支援専門員など多くの方が参加した。講演会は、北中城若松病院 認知症疾患医療センター課長の大久保千賀子氏を講師に迎え、これまでの認知症の方に対するケアの歴史や認知症高齢者を取り巻く現状の課題、認知症になった方の心を理解して接することの重要性が説明された。また、講演では参加者に、より深く虐待を理解してもらうために、実際に施設で行われていた身体拘束の不適切な事例も紹介された。

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講師より、認知症の方への理解や適切なケアの必要性などが説明された

こども達に「心のふれあい」を

太田建設株式会社より童話の寄贈

 太田建設株式会社(代表取締役社長 太田美範:よしのり)が4月7日に仲松教育長を訪ね、市内各小中学校と市立図書館に童話作品集「童話の花束」300冊を寄贈した。
 「童話の花束」は、「心のふれあい」をテーマに募集された応募作品の中から選ばれた優秀作品を1冊の童話集にまとめたもので、収益金は全国の児童養護施設などで暮らすこども達の入学支度金の一部として活用されている。また、使用している紙は、森林整備の中でまびきした木材を使用しており環境にも配慮している。
 仲松教育長は「市内小中学校での読み聞かせや道徳・学活の時間に活用したい」とお礼を述べた。

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「童話の花束」を寄贈した太田建設株式会社の太田美範代表取締役社長(前列右)

公務に必要な知識を習得

平成26年度沖縄市新採用職員研修

 平成26年度に採用された沖縄市の職員42人が、公務員としての自覚と公務遂行に必要な基礎的知識や接遇マナーなどを習得し、業務への適応能力を養成し、様々な角度から沖縄市の現状・ビジョン・魅力を認識し学ぶことで沖縄市職員としての自覚とまちへの愛着を深めることを目的に、4月1日から4月9日の日程で平成26年度新採用職員研修が実施された。研修で新職員たちはビジネスマナー、地方自治法、地方公務員法、沖縄市の歴史・文化・現状などを学び、市の職員として勤務する上で必要な基礎知識を身に付けた。

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真剣な面持ちで講義に耳を傾ける新採用職員

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