次は夏の甲子園だ!!

美里工業が甲子園初出場

 甲子園初出場となる県立美里工業高等学校が関東第一高等学校(東京)と3月24日に阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で対戦し、結果は惜しくも2対4で逆転負けとなった。
 晴天となった第86回選抜高校野球大会(春の選抜)4日目の第2試合、美里工業は3回に1点を先制し、試合の主導権を取ると、7回にも1点追加し2点リードのまま試合終盤を迎えた。ところが、8回に関東第一の連打を受け4点を奪われ、善戦したが力及ばず2対4と逆転負けとなった。
 春の選抜では健闘むなしく初戦敗退となった美里工業だが、早くも夏の甲子園に向け、4月12日からコザしんきんスタジアムで行われるチャレンジマッチに臨む。チャレンジマッチは夏の県大会のシード順位を決める試合で、春の選抜に同時出場した沖縄尚学と第61回県春季大会で優勝した糸満高校と対戦する。

写真
甲子園で声援を送る東門市長

写真
アルプススタンドを埋め尽くす応援団

第13回沖縄市長杯 高等学校バスケットボール おきなわカップ
洛南高等学校(京都)が制する

強豪校が白熱のプレーを展開

 第13回沖縄市長杯高等学校バスケットボールおきなわカップ(同実行委員会主催)が3月22日と23日の二日間、沖縄市体育館を会場に開催された。
 おきなわカップは県内外からバスケットボールの強豪校を招いて行われる大会で、今回は県内から興南高等学校と前原高等学校が出場。県外からは福岡県の福岡大学附属大濠(おおほり)高等学校、京都府の洛南(らくなん)高等 学校、宮城県の明成(めいせい)高等学校、台湾から能仁(のうじん)高級家事商業職業學校が参加した。
 初日は2グループに分かれてリーグ戦が行われたほか、市内の小学生チームの試合や中学生の沖縄市選抜チーム対中頭地区選抜チームの試合も行われた。二日目はリーグ戦の結果を受け、順位決定戦が行われた。1・2位決定戦は洛南高校と明成高校の対戦となり、序盤は明成高校がリードしていたが洛南高校が逆転し中盤に点差を広げるも、終盤に明成が得点を重ね詰め寄る展開となり会場は大いに盛り上がった。熱戦の結果、洛南高校が78対75で勝利し、1位に輝 いた。3・4位決定戦では大濠高校と台湾の能仁家商が対戦し、74対62で大濠高校が勝利した。5・6位決定戦は興南高校と前原高校が対決し、81対62で興南高校が勝利を収めた。その他にもダンクコンテストやバスケットボールのパフォーマンスアトラクションも行われた。

各賞の受賞者は次のとおり。
(敬称略)
【最優秀賞】管祐史(洛南)
【敢闘賞】八村塁(明成)
【ベスト5】寺島良(洛南高校)、増子優騎(明成)、津山尚大(大濠)、簡祐哲(能仁)、税所寛(興南)
【ダンクコンテスト】1位=八村塁(明成)、2位=李家耀(能仁)、3位=牧隼人(大濠)

写真
(左)中盤から巻き返し逆転勝利した大濠高校
(右)会場をわかせた洛南高校と明成高校の好ゲーム

写真
(左)県勢対決は興南高校が着実に得点を重ね勝利
(右)小学生も元気にコートをかけまわった

↑ ページトップ